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自治体の皆さまへ

ミライ、ワク・WORK(ワーク) vol.76

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鹿児島県霧島市

霧島市にはたくさんの企業があり、そこで多くの若者が生き生きと働いています。
このコーナーでは、そんな企業や若者の暮らしを紹介します。
第76回は、南日本ガス株式会社国分工場の田中響さん(26)です。
就職を控える生徒や学生の皆さん、ぜひ霧島市で働き・暮らすという未来を描いてみませんか。

■ガスならではの高い火力で地域の生活を支える。
南日本ガス株式会社 国分工場製造課
田中響さん(26)
国分出身。鹿児島大学生命化学科卒業。令和3年入社。趣味・特技はトランペット。国分在住。
「みんなでフォローし合える職場です。」

◆ON
家庭や事業所などで利用される都市ガスの製造から供給、保安までを一手に担うのが、昭和41年に薩摩川内市で創業した南日本ガス株式会社です。プロパンガスによる※13Aガス製造プラントの実用化に国内で初めて成功し、日本を含む世界各国で特許を取得。市内では平成7年から都市ガス事業を展開し、現在は国分中央地区などで約7千戸に供給しています。
高い技術力を支える人材の育成に力を入れる同社。「ガス関係の資格を取得した際の祝い金制度があります」と話すのは、国分工場長の川かわ床とこ政幸さん(63)です。「人材育成を行うことで適切な設備点検や安定供給ができ、保安の確保につながります」と続けます。
国分工場で製造設備の維持管理業務を担当するのが、入社4年目の田中響さん(26)です。生き物が好きで、大学では生命化学科に進学。地元で生物に関する職業に就きたいと考えていましたが希望する仕事がなく、せっかく学んだ化学の知識を生かそうと同社に就職しました。「最初はガスの定期点検や修理などを担当しました。先輩の指導を受けながらお客さまに一生懸命向き合ううちに、顔を覚えてもらったり、指名をいただいたりするように。これも、自分の力だけでなく長年地域に愛されてきた会社だからなのだろうと実感しました」と笑顔を見せます。
その後、伝票処理や電話対応などの業務を経て現在の担当に。田中さんは「ガスを作る設備に問題が起きたら大勢の人に迷惑がかかる。責任が大きいからこそ、地域の皆さんに寄り添っていると実感が湧き、やりがいを感じます」と目を輝かせます。
同社は、さまざまな部署を経験することで、社員同士でフォローし合える体制が構築されています。「昨年は連休をとって、コロナ下で行けなかった卒業旅行に行くことができました」と充実した表情を見せる田中さんは、今日もひたむきに仕事と向き合います。
※主なガス規格の一つで、発熱効率が良いのが特徴。

▽取材協力企業
南日本ガス株式会社 国分工場
国分広瀬2125-77【電話】47-5211
【URL】http://minaminihongas.co.jp ※「南日本ガス」で検索
▽全社情報
代表者:上薗真歩
創業:昭和41年4月
資本金:4,000万円
売上高:9億4,000万円(令和5年3月期)
初任給:17.5万~19.1万円
月平均残業時間:8時間
採用実績(新卒/中途):3人(0人/3人、令和6年度)
従業員数(男/女):33人(27人/6人)
平均年齢:37歳
有給休暇の平均取得日数:10日/年
育児休業取得者数(男/女):対象者なし
勤務時間:午前8時~午後5時30分(年間休日113日)

◆OFF
学生時代をコロナ下で過ごした私にとって、経験豊富な職場の先輩から教えてもらえる情報は貴重。最近行ったのが、国分中央にある揚げたて天ぷら専門店・くう天です。
店内は全てカウンター席で、揚げたての天ぷらが厨房(ちゅうぼう)からすぐ目の前に。定食の具材は2回に分けて提供されるので、最後まで熱いうちに食べられます。天つゆだけでなく4種類の塩もあり、味を変えながら楽しむこともできます。
たくさん食べたいという人には、特上天ぷら定食がお薦めです。いろいろな天ぷらが楽しめ、中でも半熟卵の天ぷらは食事の締めにうってつけ。おかわり無料のごはんに乗せれば格別な「天丼」の出来上がりです。1人でも入りやすい雰囲気ですが、家族連れにも人気です。揚げたて天ぷらの味を、ぜひご堪能ください。

▽お薦め
揚げたて天ぷら専門店くう天
場所:国分中央4-23-20
営業時間:
午前11時~午後2時オーダーストップ
午後5時30分~8時30分オーダーストップ
店休日:木曜、第2水曜
駐車場:14台

問合せ:揚げたて天ぷら専門店くう天
【電話】55-1244

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