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自治体の皆さまへ

令和七年 新年のごあいさつ

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鹿児島県霧島市

「皆さまのご健康とご多幸をお祈り申し上げます」

■これからの10年、20年、さらにその先へ
霧島市長
中重 真一(なかしげ しんいち)

謹んで新春のお慶びを申し上げます。皆さまにおかれましては、健やかな正月をお迎えのことと存じます。早いもので霧島市長に就任して7年が経過しました。これまで市政運営にご理解とご協力を賜りましたことに対しまして、心から感謝申し上げます。
今年は、本市が誕生して20年の節目です。この間、企業誘致や移住定住促進による人口減対策、こども館「すかいぴあ」やこども・くらし相談センター「にじいろ」などの設置による子育て環境の充実、全国和牛能力共進会や国民体育大会などの大型イベントの開催、霧島神宮の国宝指定や鹿児島神宮の国の重要文化財登録などの観光・文化振興、新町線・山崎線といった交通インフラ整備などを行い、市勢発展に努めてまいりました。
来月には、市立医師会医療センターがリニューアルオープンします。新病院は診療科目が現在の17科から25科に増え、病床は254床を設けます。病室は、感染リスクの低減やプライバシーに配慮し、全室個室です。また、PペットET-CTや内視鏡手術支援ロボット「ダビンチ」などの最新医療技術の導入で、これまで以上に質の高い医療サービスを提供できるようになります。
今年の干支(えと)は「巳(へび)」。古いものを脱ぎ捨て、新しいものへ生まれ変わる年になるといわれています。これからの10年、20年、さらにその先に向けて、県央中核都市にふさわしい、より一層魅力的な霧島市の実現にまい進してまいります。引き続き皆さまのご理解とご協力をお願い申し上げます。

■夢・未来につなぐきりしまの教育
霧島市教育長
池田 浩一(いけだ こういち)

明けましておめでとうございます。霧島山から錦江湾に吹く風にも、新たな息吹を感じます。
昨年も、子どもたちの姿から多くの力を感じました。10月に実施した教育フェスタでは、全国3位の実績を収めた国分中央高校放送部の発表を皮切りに、霧島しごと維新やきりしまっ子の体験事業など、さまざまな活動に参加した児童生徒の発表を聞きました。そこには、直接的な体験に自身の感性を加味して堂々と発表する子どもたちの姿があり、まさに主体的で対話的な学びを実践していました。他にも、スポーツ・文化などのさまざまな部門で活躍した人も多く、本人の努力はもちろん、保護者や地域関係者をはじめ、多くの方の協力のたまものと感謝いたします。
今年度の全国学習状況調査では、「将来の夢や目標を持っている」と答えた本市の小学生が73%に上り、全国平均を13%も上回っています。子どもたちの夢や目標を具現化していくためにも、基礎基本や学び続ける姿勢を身に付け、心豊かな人を目指していけるよう、環境を整えるのが大人の責務だと思います。さらには、幅広い世代の多様な学びを支援する社会教育の充実も進めてまいります。
令和7年は巳年です。哲学者のニーチェは「脱皮しない蛇は滅ぶ」と述べ、変化をいとわない姿勢を啓発しました。霧島市の教育においても、子どもたちが未来に向けて自信を持って羽ばたけるよう、行政・学校・家庭・地域の連携した取り組みに、ご理解とご協力を賜りますようお願い申し上げますとともに、新たな挑戦と成長の年となるよう期待いたします。

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