霧島市にはたくさんの企業があり、そこで多くの若者が生き生きと働いています。
このコーナーでは、そんな企業や若者の暮らしを紹介します。
第79回は、多機能型障害福祉事業所Smile Life(スマイルライフ)の山形翔太さん(24)です。
就職を控える生徒や学生の皆さん、ぜひ霧島市で働き・暮らすという未来を描いてみませんか。
■障害がある人の就労や自立をサポート。
多機能型障害福祉事業所Smile Life(スマイルライフ)
生活指導・職業指導主任
山形翔太さん(24)
島根県出身。鹿屋体育大学体育学部卒業。令和5年入社。趣味は筋トレ。特技はサッカー。国分在住。
「明るくて温かい雰囲気の職場です。」
◆ON
隼人町の見次交差点近くにある、多機能型障害福祉事業所Smile Life。(スマイルライフ)「障害のある人を対象に、一般企業への就職に必要な知識やスキルの習得・向上、体力づくりのサポートなどを行う『就労移行支援』と、自立生活のための運動トレーニングなどを行う『自立訓練』の二つのサービスを提供しています。作業療法士や理学療法士などのリハビリ専門職を配置し、この二つの支援を一つの施設で行っているのは姶良・霧島地区では当所だけ。介護保険のデイサービスも行っています」と話すのは、代表社員の永山俊介さん(39)です。「作業療法士として働くうちに、障害のある人を取り巻く地域課題の解決に貢献できる仕事をしたくて、会社を立ち上げました。自分の家族にもしものことがあっても、安心して通わせられるような施設にしたい。資格やスキルも大切ですが、熱意のある人と仕事をしたい」。言葉の端々に、同じ志を持つ仲間と地域に貢献したいという思いがあふれます。
同施設の生活支援員で、主任を務めるのが山形翔太さん(24)です。島根県出身の山形さんは高校を卒業し、鹿屋体育大学に進学。介護用品などを販売する会社での勤務を経て、今の施設に就職しました。大学時代は少年サッカーのコーチを引き受け、多くの人と触れ合ってきた山形さん。「前の職場では仕事先で人と接する機会が少なくて。もっと人と触れ合いたくて、この仕事に進みました。福祉関係の資格などは持っていなかったので不安もありましたが、同僚や先輩に助けてもらいながら楽しく働いています」と笑顔で話します。「自分が携わった人が社会復帰していく姿や、リハビリを重ねて少しずつできることが増えていく様子を見ていると、この仕事を選んで良かったと思うし、やりがいにもなっています。主任を任されているので、知識と経験を積んで介護福祉士、社会福祉士などの資格を取得したいです」
▽取材協力企業
多機能型障害福祉事業所Smile Life(スマイルライフ)
隼人町見次560-3 カテドラルJ 2階
【電話】55-8638
【URL】https://smilelife-kagoshima.com
※「合同会社スマイルライフ」で検索
▽会社情報
代表者:永山俊介
創業:令和2年8月
資本金:10万円
初任給:16万円
月平均残業時間:1時間
平均年齢:39歳
採用実績(新卒/中途):3人(0人/3人、令和6年度)
従業員数(男/女):11人(4人/7人)
有給休暇の平均取得日数:9.25日/年
育児休業取得者数(男/女):対象者なし
勤務時間:午前8時15分~午後5時15分(年間休日114日)
※市ホームページで、このコーナーのバックナンバーをご覧いただけます。
◆OFF
ラーメンを食べたくなると訪れるのが、国分にある「らーめんまぜそばあらし」。お薦めは「看板まぜそば」。丼の中は水菜、のり、卵黄、青ネギ、魚粉、唐辛子など色とりどりで具だくさん。存在感のある大きな角切りのチャーシューは香ばしくてジューシーです。たれは少し辛味がありますが、卵黄を割ってよく混ぜると味がマイルドになるので、辛味が苦手な人でも大丈夫です。
一気に完食したい気持ちを我慢して、たれと具材を残し、ぜひ「追いめし(無料)」を注文してみてください。ご飯を丼に入れて混ぜ合わせ、まぜそばならぬまぜめしで締めるのが定番。少量なので、麺でおなかが膨れていても、きっと食べ切ることができますよ。メニューも豊富なので、いろいろ試してみては。
▽お薦めらーめんまぜそば あらし霧島店
場所:国分野口東5-3
営業時間:午前11時~午後3時ラストオーダー、午後6時~9時ラストオーダー
定休日:月曜
駐車場:19台
問合せ:らーめんまぜそば あらし霧島店
【電話】73-7655
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