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霧島の農業をミライへ「次世代農家探訪」

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鹿児島県霧島市

◎生きていく上で欠かすことができない「食」を未来につなぐ、私たちのまちの新規就農者や農業後継者などを紹介します。

横山啓七さん(51)国分出身、国分在住。
就農5年目。横山農園代表。
営農類型:施設野菜
経営作目:果菜類(イチゴ)
営農面積:15a

さまざまなスイーツにも使われ、老若男女問わず多くの人に愛されるイチゴ。そんなイチゴを国分の春山地区で育てているのが、横山啓七さん(51)です。
母の介護をきっかけに勤めていた会社を退職した横山さんは、介護と両立できる仕事を探していたところ、観光農園を営む親戚の協力をもらってイチゴ作りを始めました。「イチゴ農家なのに、実はイチゴが苦手。誰が食べても『おいしい』と言ってもらえるイチゴを作りたい」と意気込みます。
物価高騰や温暖化の影響で生産コストがかさみ、イチゴの価格も上昇しています。「味が良いのはもちろん、誰もが買いやすい値段で提供したいというのが私の思いです。常に消費者の目線に立って、自分のイチゴが値段に見合っているかを考えています。市の補助制度を活用しているからには、もっと納得のいくイチゴを作って、霧島市の皆さんに還元したい」。横山さんは今日も理想のイチゴを求めて挑戦を続けます。

■一番おいしいタイミングのイチゴをご堪能ください
16品種を栽培しながら「妥協しない」をモットーに、納得できるイチゴを追求する横山さん。寒冷地で育つ品種への挑戦や低農薬での栽培を目指して、日々試行錯誤を重ねています。イチゴが一番おいしいタイミングでお客さまの元に届くように、計算して収穫するなど工夫を凝らします。そんな横山さんのイチゴは霧島菓子処森三の一部商品に使用されているほか、国分じょうもん市場や市内の生協コープ、Aコープなどで購入できます。

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