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市長からのメッセージ

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鹿児島県鹿児島市

■8・6豪雨災害から30年を迎えて
平成5年8月6日、夕方から強さを増した雨が、市内北部を中心に、集中して降り続きました。時間雨量は100ミリに迫り、「百年に一度」と言われた記録的豪雨が、河川の氾濫や大規模な土砂災害を各地で引き起こしました。
今月、「8・6豪雨災害」から30年を迎えます。多くの尊い人命が失われ、1万棟を超える家屋の浸水、道路の寸断、断水など、市民生活に大打撃を与えた災害の記憶は、自然の猛威と防災の備えの重要性を、大切な教訓として私たちに伝え続けています。
近年、地球温暖化などの影響により自然災害が頻発し、また激甚化しています。未曽有の災害の教訓は、命を守り、社会経済活動を維持できるよう、地域全体で取り組む防災対策に引き継がれています。
本市では、県などと連携しながら河川改修や急傾斜地の防災工事をはじめとする総合的な治水・土砂災害対策を実施しているほか、防災ガイドマップの各戸配布や町内会などへの防災研修会、市民参加の避難訓練、民間事業者の方々との災害時の応援協定などにより、地域の皆さんと協働して防災体制の充実を図り、ハード・ソフト両面から災害に強いまちづくりを着実に推進しています。
8・6豪雨災害から30年の節目に当たり、市民生活の安心安全の確保に向けてより一層注力していかなければならないと、改めて強く考えています。
鹿児島市長 下鶴隆央

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