子育て世代や若者をはじめ、全ての人が“住みたい”“訪れたい”と感じる「選ばれるまち」を実現するための取り組みを進めた2024年を振り返ります。
■子育てや子どもの未来を応援する取り組みを進めました
□保育所などの待機児童数ゼロを実現(令和6年4月1日時点)
今後も待機児童数ゼロを安定的に維持できるよう、保育の受け皿や保育士などの確保対策を継続するとともに、きめ細かな利用調整に取り組みます。
□デジタル時代を生きる子どもたちの教育環境を充実
市立の小・中・高等学校に、デジタル教材などに対応する電子黒板を整備。また、子どもたちのタブレット端末での学習を支援するため、児童クラブのインターネット環境を強化しました。
□「こどもまんなか応援サポーター」宣言を行いました
下鶴市長が市民の皆さんと一緒に宣言を行いました。全ての子どもたちが、夢や希望を抱きながら健やかに成長し、幸せに暮らせる社会を目指します。
■住みよいまちを目指し、デジタルの活用を進めました
□「行かなくてもいい市役所」の実現へオンライン申請などを拡充
オンラインで申請などができる手続きが今年もさらに広がりました。出産・子育て応援金の申請や、税金・公共料金の口座振替の申し込みなどがスマートフォンで完了できるようになりました。
□「書かない窓口」の運用を開始
届書などを職員がシステムで作成することで、手続きが簡単・便利に。引っ越しシーズンなどの窓口での待ち時間が大幅に短縮されています。
□「かごしまデジタルスマートシティ推進協議会」を発足
行政や金融機関、大学などが連携し、デジタル技術を活用しながら、地域が抱えるさまざまな課題の解決などに取り組んでいきます。
■個性あふれる地域の魅力などを国内外に発信しました
□「アジア太平洋都市サミット」を本市初開催
9カ国24都市のアジア太平洋地域の市長などが一堂に会した会議で、6年ぶりの対面開催となりました。参加者の滞在中には、本市ならではの魅力を積極的にPRしました。
□ふるさと納税の積極的なプロモーションを展開
今年度の寄付額20億円を目指し、注目の料理家や全国放送のテレビ番組とコラボした返礼品の企画・開発などにより、本市特産品の認知度向上に取り組みました。
□彩り豊かな5地域の魅力を発信
合併から20年を迎えた吉田・桜島・喜入・松元・郡山地域の魅力を、鹿児島女子高等学校の生徒の皆さんと再発見し、地域の食材を使って開発した商品の発表などを行う記念イベントを開催しました。
■自然災害への備えを進めました
いつどこで起こるか分からない災害に備えるため、能登半島地震の課題も踏まえた防災の取り組みを市民や事業者の皆さんとともに進めました。
□1日も早い復興に
石川県に応急給水隊を派遣。その後も医療従事者などを派遣しました。
□大正噴火から110年
パネル展や小学生を対象とした火山防災教育を実施しました。
□火山防災専門官が就任
大規模噴火でも犠牲者ゼロを目指す取り組みを進めるため、井口正人氏が就任。
□地震・津波避難訓練
大規模災害を想定したラジオの臨時放送局開設訓練などを行いました。
□桜島で住民避難訓練
能登半島地震を踏まえた、複合災害への対応や観光施設からの避難方法などを確認しました。
<この記事についてアンケートにご協力ください。>