■令和6年能登半島地震
このたびの能登半島地震により亡くなられた方々に深く哀悼の意を表しますとともに、被災された皆様に心からお見舞いを申し上げます。
厳しい寒さの中、現在も多くの方が避難生活を余儀なくされ、また、市民生活の再建に向けた苦心が続いています。被災地の皆さんの力になれるよう、先月5日から水道局の職員を給水車などとともに派遣したのをはじめ、市立病院のDMAT(災害派遣医療チーム)の派遣や本市の市営住宅の提供など、市全体で様々な支援を続けています。一日も早い被災地の暮らしの回復を願ってやみません。
先月実施した桜島火山爆発総合防災訓練では、避難生活の体験や、水、食料などの家庭での備蓄、持ち出す生活用品の準備などに、参加者の皆さんの強い関心が寄せられているのを感じました。大正噴火から110年を迎えた今年、多くの市民の皆さんが、このたびの大地震により、いつどこで起こるか分からない災害や日頃の備えの大切さを、強く実感されているのではないでしょうか。
ぜひ、市民の皆さんお一人おひとりに、災害時の備えをいま一度確認し、行動していただきたいと思います。市としても大規模災害に備えた強靭なまちづくりを着実に推進するとともに、地域の皆さんや関係機関と連携した防災体制の強化に一層注力してまいります。
鹿児島市長 下鶴隆央
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