健康長寿のためのワンポイントアドバイス
■身体的なフレイルのセルフチェック
フレイルとは、高齢期に起こる筋肉の衰えや認知機能の低下など心身の活動が低下した状態のこと。以下のチェック項目で“フレイル”の状態でないか確認してみましょう。
*3以上…フレイルの疑い
*1~2…フレイルの危険性
・半年で(意図せず)2kg以上の体重が減った
・歩くのが遅くなった
・筋力が低下した(特に握力)
・疲れやすくなった
・外出など、体を動かす機会が減った
会話の減少は要介護リスクや認知機能低下につながりかねません。仕事やボランティアなど社会的役割を担って人との交流を続けることは、身体的なフレイル予防にもつながります。積極的に会話や運動の機会を増やすことに加え、バランスの良い食事と口腔ケアも心掛けて、フレイルの予防・改善に取り組みましょう。
◎フレイルを予防するためには、(1)栄養(食生活・口腔機能)、(2)運動、(3)社会参加の3本柱を一緒に改善する必要があります。 健康や医療に対する正しい情報を入手し、いつまでも生き生きと過ごし、健康寿命を延ばしましょう。(鹿児島大学医学部教授 牧迫飛雄馬氏)
問合せ:長寿あんしん課
【電話】216-1186【FAX】224-1539
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