動物ふぁいる No.76 生き物ずかん

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■かごしま水族館『ナマズ』
大きな口やひげが特徴的な「ナマズ」は、古くから日本人に親しまれてきた淡水魚です。大昔から食用にされていて、日本各地でナマズにまつわる伝承や信仰があったり、浮世絵など芸術の題材になったりもしています。そんなナマズですが、誰もが名前は知っていても野生の姿を見たことがある人は案外少ないのではないでしょうか。
ナマズは県本土各地の河川で見られます。夜行性のため、日中は物陰でじっとしていることが多いのですが、夜になるとセンサーの役割があるひげで餌を探し、小魚や甲殻類などを丸飲みにして食べます。本市では住宅地を流れる川にも生息しているので、近所の川を探してみると見つかるかもしれません。
当館では1階の「ワクワクはっけんひろば」で展示しています。ひっそりと岩の陰などにひそむ姿をぜひ観察してみてください。

問合せ：かごしま水族館
【電話】226-2233【FAX】223-7692