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令和六年度 当初予算 “つながりを力に” 持続可能なまちを築く積極予算(1)

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鹿児島県鹿児島市

今年度の本市の一般会計・特別会計・企業会計を合わせた当初予算は、4967億円。このうち一般会計当初予算は2825億円で、前年度と比べて1.3%増の過去最高の予算規模となりました。

◆多様な〝つながり〞を大きな力に〝選ばれる鹿児島市〞を目指して
鹿児島市長 下鶴隆央
令和6年度がスタートしました。私の任期の締めくくりの年として、市民の皆様とお約束した施策の総仕上げを図るため、持てる力と情熱のすべてを傾注していく決意を新たにしています。
我が国において人口減少に歯止めがかからない中、本市の人口も今後さらなる減少が見込まれ、地域の社会経済活動に深刻な影響が及んでいくと考えられています。これらを乗り越え、将来にわたって活力を維持していくためには、子育て世代や若者をはじめすべての世代の方々に「住みたい、訪れたい」と感じていただける〝選ばれる鹿児島市〞を実現していくことが重要です。
過去最高規模となった今年度の予算には、子育て環境のさらなる充実や、〝地域の稼ぐ力〞の向上、デジタルの積極的な活用など、本市の成長を強力に牽引していくための重点的な取組を中心に、多彩な魅力をさらに磨き上げ、次世代に向けて「持続可能なまち」を築き上げていくための諸施策を盛り込みました。
さらに今年は、アジア太平洋地域の市長等が一堂に会する「アジア太平洋都市サミット」を本市で初めて開催するほか、歴史的に縁の深い鎌倉市との交流なども始めます。
多くの市民や事業者、本市に想いを寄せる皆様との多様なつながり、国や都市を超えた人やまちとの結びつきを、未来を切り拓く原動力としながら、人もまちも躍動する鹿児島市の実現に積極果敢に取り組んでまいります。

[1]「選ばれるまち」を実現するための重点的な取り組み
人口減少時代を乗り越えるため、住みたい、訪れたいと感じてもらえる”選ばれるまち“を目指し、まちへの誇りや愛着を軸とした多様な”つながり“を力に、本市をさらなる成長に導き、次の世代へ引き継いでいくため、3つの重点的な取り組みを中心にまちづくりを進めます。

■住みたい!訪れたい! 「選ばれるまち」の実現
▼さらなる成長へと導き次の世代へと引き継ぐ持続可能なまちへ
▽“子どもの未来輝き”推進
・待機児童対策の展開と子育て支援の強化
・児童相談所の設置に向けた取り組み
・教育へのICTの積極的な活用や国際的視野を広げる機会の提供 など

▽地域の稼ぐ力”向上“
・インバウンド対応の強化
・多様なツーリズムの展開
・地域産業や農林水産業の生産性・収益性向上の支援 など

▽“ICTで住みよいまち”推進
・「行かなくてもいい市役所」づくりのさらなる推進
・AIなどの活用による市民サービス向上と業務効率化の推進
・市民のICTリテラシー向上やICT関連産業の振興 など

◎市民・事業者・想いをよせる人 多様な“つながり”を力に!
→『つながる人・まち 彩りあふれる 躍動都市・かごしま』

[2]一般会計当初予算2825億円の内訳
■「歳入」で最も多いのは市税で、昨年度に比べ個人市民税などの減により、約19億円の減となりますが、定額減税の国費補填分を含めた実質的な市税は約2億円の増となりました。

■「歳出」で最も多いのは、子育て支援や高齢者の医療などに使われる民生費約1,478億円で、一般会計当初予算全体の約半分を占めています。

問合せ:財政課
【電話】216-1155【FAX】216-1162

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