防災カフェ cafe+zakka CHABANA茶花
店主 吉永めぐみさん
数々の被災地支援を経験し、防災情報を発信できる場所として易居町に「防災カフェ」をオープン。暮らしの中に防災を取り込んで欲しいと願う吉永さんに、お話を伺いました。
■東日本大震災での経験
北海道で民宿を経営していた頃に震災が起きました。自分にできることはないかと考え、宿仲間と協力し、北海道の美瑛(びえい)町に石巻市の避難所から約60人を招待しました。その後も交流を続け、何度も被災地を訪問することで得た防災情報や、災害時に役立つ暮らしのヒントなどを伝えたいと、「防災カフェ」を始めました。
■人と気軽につながる場所に
カフェでは、防災グッズの販売はもちろん、ワークショップを開催し、防災の情報を共有することで、被災地でつながってきた人たちの思いを伝えたいと思っています。ここが、つらい時や寂しい時にも居心地のいい場所になるとうれしいです。自然災害に対する備えだけではなく、人とつながることも防災だと私は思います。
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