8月22日(木)~24日(土)
アジア太平洋地域の都市のリーダーが本市に集結して、都市課題の解決に向け、直接意見交換を行います。海外とのさらなるネットワークを構築するとともに、鹿児島市ならではの魅力をアジアに発信します。
*アジア太平洋都市サミット
1994年に福岡市の提唱で始まり、原則2年に1度、アジア太平洋地域の各地で都市の市長などが集まります。今回はコロナの影響により6年ぶりの対面での開催です。
■キーワードは“つながる”
コロナ禍を経て、インターネットでの新しい“つながり”の形の普及が加速した一方で、人々や地域と直接“つながる”ことに価値を見いだした新たな動きも出てきました。サミットでは「つながる」をキーワードに、各都市のリーダーが自都市の取り組みについて発表し、議論を深めます。
■8カ国23都市の市長などが参加(参加都市数は7月24日時点。都市名はアルファベット順。)
▼テーマ「サミットに参加しよう!ニューノーマル時代下での『つながる』都市政策」
3つのサブテーマに基づいて17都市(予定)が発表し、意見交換を行います。
・(生)…幸福度の高い生活(ウェルビーイング)
・(技)…新技術の活用(デジタル化など)
・(環)…防災・環境
▽中国
・(生)長沙市
・大連市
・(技)広州市
テーマ:スマートテクノロジーで創造するレジリエントで住みやすい都市
発表者:陳建栄(チェン・ジェンロン)天河区区長
・(技)貴陽市
・(環)連雲港(レンウンコウ)市
・太原(タイゲン)市
▽パキスタン
・(技)ペシャワル市
▽韓国
・(技)釜山(プサン)広域市
・済州(チェジュ)特別自治道
・浦項(ポハン)市
テーマ:気候危機時代-持続可能な都市政策におけるアジア太平洋地域の主な役割
発表者:ジャン・サンギル副市長
▽ベトナム
・(環)ハイフォン市
・ホイアン市
▽マレーシア
・(技)イポー市
▽シンガポール(生)
▽フィリピン
・(技)マニラ市
・タルラック州
▽日本
・(生)福岡市
・(生)鹿児島市
テーマ:新しい時代に生きる子どもたちへ贈るチャレンジの扉
発表者:下鶴隆央市長
・(生)北九州市
・(環)熊本市
・宮崎市
・(環)長崎市
・(生)大分市
▼サミットに参加しよう!
サミット本会議の一般聴講者を募集中です
申込期限…8月13日
*応募方法など詳しくは同サミットHPへ
■オンリーワンの「KAGOSHIMA CITY」の魅力を発信!
サミットの期間中には、参加者に本市のオンリーワンの魅力を実際に体験してもらいながら積極的にPRすることで、目覚ましい成長を遂げているアジア諸国・地域との「人・もの・情報の多面的な交流」の発展につなげていきます。
□活火山と人が共生するまち
世界有数の活火山である桜島。雄大な景観とともに、特有の大地で育まれた名産や、疲れを癒やす温泉など、多くの自然の恵みを体感してもらいます。
桜島における世界最高レベルの観測体制の下、市民や事業者などと一緒になって、大規模噴火でも「犠牲者ゼロ」を目指す本市の防災対策について理解を深めます。
□“食の都”かごしま
眼前に錦江湾が広がり、温暖な気候に恵まれている本市は、多彩な食の宝庫。市内の飲食店で新鮮な食材を生かした多種多様な料理が楽しめる「食の都かごしま」をPRします。
本市の食の魅力を外国人旅行者やムスリムの人などにも楽しんでもらえるよう、フードダイバーシティ(食の多様性)に対応したメニューを味わっていただきます。
□ゼロカーボンを推し進めるまち
南部清掃工場では、全国で初めて、生ごみなどから発生したバイオガスを都市ガスの原料として活用。工場見学により、本市のCO2(二酸化炭素)排出量実質ゼロに向けた積極的な取り組みを紹介します。
環境に優しい乗り物である市電の軌道敷を、約35,000平方メートルにわたって緑化しており、ヒートアイランド現象や騒音の緩和にも役立っています。街なかの緑のじゅうたんを走る市電に、実際に乗って体感してもらいます。
問合せ:国際交流課
【電話】807-0307【FAX】224-8900
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