広報紙の音声版提供の手法事例
自治体が発行する広報紙の音声版の提供や多言語対応は、すべての住民に必要な情報を公平に届けるために重要です。音声版は視覚障害や高齢で文字情報の読解が難しい人々にとって情報アクセスを広げる手段となります。一方、多言語対応は、外国語を母語とする住民向けにその必要性が高まっています。これらの取り組みは、住民一人ひとりが自治体のサービスに平等にアクセスできる環境を整えるとともに、地域の包摂性を高めます。特に災害時や緊急時の情報伝達において、これらの対応は住民の生命と安全を守るための重要な基盤となります。
広報紙の音声版の提供に関しては、広報紙面上で紹介されていることが多く、神奈川県座間市では表紙に掲載されています。
広報ざま2024年11月15日号 表紙
座間市のホームページでは広報紙を読み上げた音声ファイル(MP3形式)が公開されています。音声版を必要とする人に広く届ける上で大切な取り組みと言えるでしょう。
しかし、音声版を提供するまでには、人が広報紙を読み上げて録音し、録音したCDを配布して…という工程が含まれ、多くの手間と時間がかかります。ボランティアの方が読み上げに協力しているケースでも、様々な事情で対応が難しくなることが想定されます。
マイ広報紙は、自治体の情報発信に纏わるこのような課題を解決するべく、サービス内容を拡充いたします。広報紙のデータを入稿するだけで、画面上のボタンクリックによる読み上げや音声ファイルのダウンロードといった機能により、業務負担をかけずに広報紙の音声版に対応できます。「誰一人取り残さない広報」の実現のため、ご参考としていただければと思います。
新しい「マイ広報紙」サービス紹介資料