文字サイズ
自治体の皆さまへ

博物館だより

36/41

長野県中野市 クリエイティブ・コモンズ

■〔歴史〕春季企画展
6月30日(金)まで
開催場所:常設展示室

■〔歴史〕高遠山古墳出土品が長野県立歴史館へ
収蔵展示中の高遠山古墳出土品のうち鉄剣など11点が、今月から長野県立歴史館へ出張し、7月1日から8月20日まで開催の令和5年度夏季企画展「主張する古墳~新たなシナノの古墳時代像~」で、県内各地の古墳出土品とともに展示されます。
出張期間中は、同古墳の土器を中心に展示します。

■〔キッズ〕体験学習 キッズアカデミー+plus
◇植物で染める-モモー
モモの枝を使ってエコバックを染めます。
なじみのあるおいしいモモの枝は染色に使うことができます。
身近な素材で染めてみましょう!
日時:6月25日(日)午後1時30分~3時30分
材料費:300円
対象・定員:小学生以上(大人も可)5人
※要予約

■column
◇絵図の色と顔料の話
絵図には、道や川、山、田んぼなどを着色しているものがあります。
絵図がつくられた江戸時代から明治時代初期のころ、使われた色材は、鉱物や植物染料、昆虫など自然の素材でした。
日本画で使われた岩絵具は、その名のとおり鉱物を原料とした絵具で、細かく粉砕し膠(にかわ)(動物や魚の皮、骨を原料にした接着剤)などで溶いて着彩します。植物や昆虫を原料とした色材は、煮出しや発酵などで色素を抽出して使います。赤色は弁柄(べんがら)や紅花、黄色は石黄(せきおう)やウコン、青色は群青や藍、緑色は緑青(ろくしょう)など、白色は白土や胡粉(ごふん)などが知られています。
今回展示されている絵図を見てみると道は赤色、川は青色などの色が使われていることが分かります。150年前に着彩された色が今でもはっきり見ることができる資料ですのでこの機会にお見逃しなく。

■プラネタリウム投影情報
※詳しくは本紙をご覧ください
各回45分:番組(30分)+季節ごとの星空解説番組(15分)

観覧料:一般600円、高校生以下300円、未就学児無料
※中野市内在住の小中学生・70歳以上は無料

休館日:火曜日
開館時間:午前9時~午後5時
観覧料:常設展示室 一般300円、高校生以下150円
※未就学児、中野市内小中学生・70歳以上は無料

問合せ・申込先:市立博物館
【電話】0269-22-2005【FAX】0269-38-1290

<この記事についてアンケートにご協力ください。>

〒107-0052 東京都港区赤坂2丁目9番11号 オリックス赤坂2丁目ビル

市区町村の広報紙をネットやスマホで マイ広報紙

MENU