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[特集] 希望ある三重の未来に向けて 三重の人口減少対策を推進!

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三重県

人口減少は県の活力を奪う静かな脅威です。県では、令和4年4月から精力的に取り組んでいます。
三重県知事 一見 勝之

■人口減少(自然減・社会減)の課題に対応するため総合的な対策を推進します
県内人口は年々減少しています。今後も少子高齢化に伴い、一層人口減少が加速することが予測されています。県では、人口減少下においても、県民の皆さんが将来にわたって、いきいきと元気に暮らすことができるよう、少子化対策や担い手の確保などに取り組んでいきます。

◆人口減少がもたらす影響
日本全体では…
・働く世代の割合の減少による、経済成長の鈍化・生産性向上の停滞
・社会保障制度(医療・介護・年金など)における給付と負担の不均衡
など

地域では…
・商業・医療・交通サービスなどの縮小・撤退
・税収減による行政サービス水準の低下
・地域コミュニティ活動の担い手不足
・伝統文化の継承困難
・地域防災活動の停滞
など

三重県の人口推移

出所:国勢調査、国立社会保障・人口問題研究所(社人研)推計

◆自然減対策
▽自然減の現状
例えば…合計特殊出生率をみてみると
1人の女性が一生の間に生む子どもの平均数
平成27年 1.56

平成30年 1.54

令和3年 1.43

▽現状・課題
・合計特殊出生率は低下傾向
・未婚化・晩婚化が進行
・未婚の理由は、出会いがない、経済的な不安
など

《ライフステージに応じた切れ目のない対策》
令和5年度 県の取り組み(一部)
[安心感の向上]
○母子保健サービスの充実
・心身の不調、育児不安などを抱える妊産婦を支援するため、助産師などによる広域的支援体制のモデルを整備
・妊娠期から出産、子育てまで一貫した伴走型相談支援と経済的支援を一体的に取り組む市町の支援

[出会いの機会の増加]
○みえ出逢いサポートセンターを中心とした出会いの支援
・相談支援や出会いに関する情報提供
・結婚応援サポーターによる「1対1の引き合わせ」
・企業間での婚活イベントなどの開催促進
・婚活サービスを安心・安全に活用してもらうための情報発信
など

◆社会減対策
▽社会減の現状
例えば…
転入者・転出者数(令和4年)をみてみると

▽現状・課題
・転出超過の約8割が15歳から29歳の若者(そのうち約6割が女性)
・若者の県内定着率が低い、転出した若者が県外で就職するなど、流入・Uターンが少ない
など

《定住促進/流入・Uターン促進》
令和5年度 県の取り組み(一部)
[魅力の発信]
○移住の促進
・三重県への移住者が多い、関西圏・中京圏での情報発信を強化
・SNSを活用し、移住希望者向けの情報発信を行うとともに交流の場を創出

[県内就職の促進]
○若者や女性の県内就職支援
・「おしごと広場みえ」オンラインシステム構築などによる、学生ニーズに沿った就労支援サービスや情報の提供
・地域のさまざまな主体(企業や商工団体など)が一体となった採用活動を支援
・SNSを活用し、若年層や女性の県内就職の促進に向けた情報発信
・就職支援協定締結大学と連携した就職情報発信

[地域の課題解決]
○地域の主体との連携による広域ネットワークの構築・取り組みの推進
・特に人口減少が著しい南部地域に「人口減少対策広域コーディネーター」を設置し、市町や地域のさまざまな主体と連携して課題解決を促進
など

上記に取り組むことに加え、地域に住み続け、また県外から移り住んでいただくため、防災・減災、医療・介護、教育、公共交通、産業振興など、県民の皆さんの生活や地域の雇用経済に密接にかかわる分野において、必要な行政サービスが十分提供されるよう取り組んでいきます。

問合せ:政策企画部人口減少対策課
【電話】059-224-3415【FAX】059-224-2069【E-mail】jinkou@pref.mie.lg.jp

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