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みえの未来につながる力

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三重県

人口減少対策に取り組み、三重で元気に活躍する人・団体をご紹介!

◆助産師がもっと輝き誰もが結婚・妊娠・出産・子育てを楽しめる三重県へ!
三重県助産師会
代表して理事会の皆さんにお話を伺いました。

・多様なスキルで母子の健康支援や地域社会に広く貢献
妊娠中のケアから出産のお手伝い、赤ちゃんや産後のケア、育児支援、子どもたちへのいのちや性のお話など、助産師の仕事は多岐にわたります。県内で活動している助産師のうち、121人が三重県助産師会(以下、「会」)に所属しています。約半数の会員が病院や産科クリニックなどで働いていますが、出産ができる助産所を開設している助産師や、自宅出産を取り扱う助産師、乳房ケアや育児相談を中心に行う施設を開業している助産師など、さまざまな形で活動しています。会の活動の一つとして、独自に無料の電話相談を受けており、母乳についてやお母さんの体に関すること、子育てに関する相談に対応しています。また、フレンテフェスタなどのイベントに参加し、助産師の活動紹介やお仕事体験、性やいのちをテーマにした講演などにも取り組んでいます。その他、市町主体の産後ケア事業も受託しており、出産後の女性や子どもの心身のケア、育児サポートなどを行っています。

・大事なのは、子どもを産み育てたいと思える環境づくり
私たち助産師がいつも心掛けているのは、妊産婦さんお一人おひとりに寄り添い、専門的な情報を提供しながら、女性が本来持っている「産む力」を引き出し、より望ましい出産体験ができるようサポートすることです。「子どもがもう一人欲しくなりました」と聞くのは、何よりうれしいです。赤ちゃんが生まれた時や子育ての大変な時期に、「偉かったね」「よくがんばっているね」とねぎらいや励ましの言葉がけを心掛けています。子育て中、夫や家族、周囲の人々からのサポートがあれば、子どもを産む喜びや子育ての楽しみが自然と味わえます。人口減少対策としては、やっぱり子どもを産みたい、育てたいと思えるような社会になればいいです
よね。だから妊娠や出産、子育てに対して、みんなが寛容な心を持てる社会、いろんな選択肢がある社会をつくっていくことが大事だと思います。
三重県では、通常の場合はもちろん、万が一の場合に備えた医療体制も整えられており、誰もが安心して出産できる環境にあります。一方で、「こういった環境で産みたい」「こういった環境で育てたい」など、女性や家族のニーズは多様化しています。会としても引き続き、そうした相談にお応えできる地域の身近な存在として、支援していきたいですね。また、助産師の人材育成や関係機関との連携を進め、三重県のどこにいても誰もが希望する出産・子育てを叶えられるよう取り組んでいきたいと考えています。

◆三重で出産・子育て!
県では、市町と連携し、妊娠・出産・子育てに関する相談を受け付けています。
「三重県 妊婦検診」で検索

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