文字サイズ
自治体の皆さまへ

特集 SDGs4T プロジェクト(2)

2/24

三重県いなべ市

■SDGs4Tプロジェクトに取り組む企業の工夫『イベントの紹介』
▼株式会社アクティオ「工場見学や体験から気づくSDGs」
多くの機材が並ぶ工場で、見学者自ら作ったバイオディーゼル燃料でポンプを動かしたり、バッテリー機関車に乗ったりなど、楽しみながらSDGsを学べます。
動画はコチラ(本紙4ページにQRコードを掲載しています)

▽アクティオのファンになってほしい
アクティオは、建設機械や重機のレンタルなどを行う企業です。施設を見学した子どもたちが感動してもらえるようにイベントの内容を考えています。主に統括工場長が企画するのですが、他の社員からの「こうしたらもっと楽しいかも」という具体的なアイディアも取り入れて形にしています。高圧洗浄機での的当てや、お土産用の手作りカプセルトイ、コスプレした社員の登場など、毎年違うことを試しており、記憶に残る感動を届けることをモットーにしています。
私たちの会社には、「人材は人財である」という言葉が掲げられており、教育や人とのつながりを大切にしています。このイベントがアクティオのファン作りの場となり、将来の仲間になったり、お客さんとしてだったり、地域、会社、人、さまざまな可能性と未来につながっていければ、うれしいです。

《SDGsと密接な会社》
企業の活動自体が、循環型社会に必要なシェアリングサービスを担っており、SDGsと深い関わりがあります。また、無償で取引先の実地研修を引き受けたり、市内の道路や側溝の清掃活動をしたり、教育や地域貢献にも積極的に取り組んでいます。

▼三岐通運株式会社「はたらく車お仕事体験」
実物のトラックに乗車したり、クレーン付きトラックを操作してクレーンゲーム風に荷物を上げ下げしたりなど、小学生が楽しめる内容が盛りだくさんのイベントです。
動画はコチラ(本紙5ページにQRコードを掲載しています)

▽体験を思い出に、将来の選択に
地元に根差した運送会社として、地域とのコミュニケーションを図りたいという思いがあり、社内の若手メンバー5人を中心にイベントを企画しました。当初は、小学生向けのイベントの開催は初めてだったので、どうやったら会社に興味を持ってもらえるか、安全に楽しんでもらえるかに頭を悩ませました。景品や子ども用ヘルメット、当日のスタッフ40人の手配など、入念な準備とリハーサルを行いました。
その甲斐もあって、毎年定員を上回る応募があり、三岐通運のトラックを見かけた子どもが「さんぎトラックだ!」と言うようになったという声もいただいています。この体験をきっかけに、三岐通運に親しみを持ってもらい、将来の職業を考える際に選んでもらえれば、とてもうれしいです。

《ほかにもこんなSDGs活動を!》
〇スポGOMIワールドカップ
従来のごみ拾いにスポーツの要素を取り入れ、競技として新しく発展させた「スポGOMI」。三重県の海洋ごみへの対策や、環境への意識を高めるため、2チーム6人で取り組みました。
〇リサイクルステーション
ペットボトルを再びペットボトルとしてリサイクルする「水平リサイクル」を促進し、貴重な資源を捨てずに再資源化するためのリサイクルステーションを市内に整備しました。

<この記事についてアンケートにご協力ください。>

〒107-0052 東京都港区赤坂2丁目9番11号 オリックス赤坂2丁目ビル

市区町村の広報紙をネットやスマホで マイ広報紙

MENU