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6月は食育月間 ~健康への第1歩は食事から~(1)

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毎年6月は「食育月間」、毎月19日は「食育の日」です。生涯にわたって、心も体も健康で生き生きとした生活を送るため、この機会に「食べること」について考えてみましょう。

■なぜ、今「食育」が重要なのか
「食育」とは、さまざまな経験を通じて、「食」に関する知識と、バランスの良い「食」を選択する力を身に付け、健全な食生活を実践できる力を育むことです。食べることは生涯にわたって続く基本的な営みであり、子どもはもちろん、大人になってからも「食育」は重要です。
「食育」が重要とされる背景には、近年、食に関連したさまざまな課題が浮上していることがあります。
例えば、栄養の偏りや不規則な食事などによる肥満や生活習慣病の増加、また、若い女性を中心に見られる過度のダイエット志向に加え、高齢者の低栄養傾向などの健康面での問題も指摘されているところです。ほかにも、食の安全や信頼にかかわる問題など、食を取り巻く環境が大きく変化しています。
こうした中で、食に関する知識を身に付け、健康的な食生活を実践することにより、心と体の健康を維持し、生き生きと暮らすために、食育を通じて、生涯にわたって「食べる力」=「生きる力」を育むことが重要になっています。

■亀山市の「食育」に関する現状と課題
◆主食・主菜・副菜を3つそろえて食べることが1日で2回以上ある日が「週にほとんどない人」は約15%
市が18歳以上の人を対象に実施したアンケート調査によると、『主食(ごはん、パン、麺など)・主菜(肉・魚・卵・大豆製品などを使ったメインの料理)・副菜(野菜・きのこ・いも・海藻などを使った小鉢・小皿の料理)を3つそろえて食べることが1日に2回以上あるのは、週に何日ありますか』という設問に対して、「週にほとんどない」との回答が14.6%、「週に2~3日」との回答が30.9%という結果でした。
栄養バランスを整え、免疫力を維持するためにも、1日2回以上、主食・主菜・副菜を組み合わせて食べることが大切です。

▽主食・主菜・副菜を3つそろえて食べることが1日に2回以上あるのは、週に何日ありますか?

【参考】亀山市健康まちづくり計画資料編「食と健康・医療に関するアンケート結果」(令和3年6月実施)

◆「朝食を食べていない児童・生徒の割合」が全国や三重県よりも高い
市内の小学6年生と中学3年生を対象に実施した全国学力・学習状況調査によると、『朝食を毎日食べていますか』という設問に対して、「全く食べていない」、「あまり食べていない」という割合が、全国や三重県と比べ高い状況です。
1日の食事を規則的に摂取し、生活リズムを作ることは、健康的な生活習慣の形成に重要なことであり、幼少期からの正しい食習慣づくりが大切です。

▽朝食を毎日食べていますか?(小学6年生)

▽朝食を毎日食べていますか?(中学3年生)

【参考】令和4年度全国学力・学習状況調査(令和4年4月実施)

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