■「SDGs(エス・ディ・ジーズ)」を知っていますか?
令和2年に市が実施した市民アンケート調査では、SDGsについて、約7割の人が「知らない」と回答しました。SDGsという言葉は聞いたことはあるけれど、内容についてはよく分からないという人も多いかもしれません。
SDGsは、私たちのまちや社会を持続的に発展させるとともに、誰一人取り残さない社会を実現するために大切なことです。
【出典】第2次亀山市総合計画後期基本計画策定のための市民アンケート調査報告書
■SDGs=Sustainable Development Goals(サステナブルデベロップメントゴールズ)とは?
SDGs(持続可能な開発目標)は、2030年までに「誰一人取り残さない」持続可能でより良い社会を実現することを目指して、17の目標(ゴール)と169の具体的な目標(ターゲット)が示された、市民、団体、企業、行政など、一人ひとりが関わる世界共通の“みんなの目標”です。2015年の国連サミットにおいて、すべての加盟国が合意した「持続可能な開発のための2030アジェンダ」の中で掲げられました。
■市のSDGsに関連するさまざまな取り組み
市では、令和4年6月に策定した「第2次亀山市総合計画後期基本計画」において、各施策とSDGsの関連を整理し、32の基本施策ごとに関連するゴールを表示しています。
市が行うさまざまな事業もSDGsに関係しており、広報かめやま3月1日号(本紙)に掲載している取り組みもSDGsにつながっています。
【GOAL 12】つくる責任 つかう責任
◇不要品をリユースする新たな取り組みをスタート!
昨年12月に株式会社マーケットエンタープライズとリユースプラットフォーム「おいくら」(複数のリユースショップからの買取価格を比較し売却できるウェブサイト)を活用した不要品のリユース事業に関する協定を締結しました。この連携により、ごみの減量化とリサイクルの推進を図り、循環型社会の形成に向けた社会的側面・経済的側面の双方の課題解決を目指しています。
[本紙P4に関連記事掲載]
【GOAL 15】陸の豊かさも守ろう
◇自然の豊かさを感じ、その大切さを知る「里山塾」
市民活動団体が参画する亀山里山公園みちくさ管理運営協議会との協働により、「里山塾」を開講しています。
昨年10月に環境省の「自然共生サイト」の認定を受けた亀山里山公園「みちくさ」をフィールドとし、講座を通じて市内に生息する動植物を見て、触れて、また季節による移り変わりなどを体感し、楽しみながら自然環境への興味を深めています。
[本紙P5に関連記事掲載]
【GOAL 17】パートナーシップで目標を達成しよう
■持続可能でより良いまちづくりに向けて「SDGsワークショップ」を開催!
2月4日(日)、さまざまな立場の人が地域の未来について話し合ったり、SDGsのゴールとの関係を考えたりするSDGsワークショップを開催しました。
市が開催する地域担い手研修を受講し、サロン開催の実績を持つ有志で構成される「亀山ファシリテーターズ」の皆さんが進行役となり、『みんなで話そう「ミライのかめやま」』をテーマに、より良い未来に向かうためのアイデアを出し合いました。ワークショップには、高校生をはじめとする若者を中心に25人が参加し、活発な意見交換が行われました。
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