「障害者週間」とは、誰もが地域で安心して暮らせることを目指し、「障がいのある人についての理解」を深めてもらうとともに、障がいのある人がさまざまな活動に参加できることを目的に定められました。
市では「障がいがあってもなくても、だれもが自分らしく暮らすことができる自立と共生のまちいせ」を目指して、さまざまな取り組みを実施しています。
■障がい者サポーター
障がいの特性を知り、障がいのある人が困っていることや必要とする配慮を理解し、日常生活でちょっとした配慮を実践する人たちのことです。これまで障がいについて知る機会や、障がいのある人と接する機会がなかった皆さんにも、サポーターの活動を通して理解を深めていただき、支援につなげる取り組みです。
障がい者サポーターになるためには、「障がい者サポーター養成講座」を受講していただく必要があります。講座を実施する際には「広報いせ」などでお知らせします。
■ヘルプマーク・ヘルプカードを配布
▼ヘルプマーク
外見では援助や配慮を必要としていることが分からない人(障害者手帳の交付を受けている、発達障がいの診断を受けたなど)が、日常生活や災害時などで困ったときに周囲に示し、援助や配慮を得やすくするためのものです。
▼ヘルプカード
あらかじめ緊急連絡先や必要な支援内容などを記載しておき、支援を受けやすくするためのものです。
ヘルプマーク・ヘルプカードは、広く皆さんに趣旨を知ってもらうことが大切です。ヘルプマークを持っている人を見かけたら、電車やバスで席を譲る、困っているようであれば声を掛ける、緊急時や災害時に安全に避難するための支援をするなど、配慮をお願いします。
配布場所:高齢・障がい福祉課(市役所東館・1階)、3総合支所・9支所の生活福祉課などの窓口
趣旨を理解していただき、必要な人は配布場所で受け取ってください。申請や費用負担は不要です。
■12月1日(金)からスタート! 啓発事業をご紹介
12月1日(金)から、市の障がい者サポート企業である株式会社ぎゅーとらと共催で「外見からは分からなくても援助が必要な人」に思いやりのある行動をとることを促す啓発事業を実施します。
(1)ぎゅーとら各店舗のサービスカウンターにて「てったお※カゴ」の貸し出しを実施
※方言で手伝うという意味。
白杖(はくじょう)(視覚障がいの人が、歩行の際に障害物などから安全を確保するために使用する白い杖)にちなんだ「白色」のカゴに、ヘルプマークのシールを貼付したものです。
(2)ヘルプマークの周知啓発、障がい者団体などによるぎゅーとら店舗での啓発物品の配布
■共生社会に関するパネル展を開催
障害者週間に合わせ、共生社会に向けた市の取り組みなどを紹介するパネル展を開催します。
とき:11月24日(金)~12月8日(金)〔土・日曜日、祝日などの閉庁日を除く〕
ところ:市役所本館・1階 市民ホール
問い合わせ:高齢・障がい福祉課
【電話】21-5558【FAX】20-8555
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