なばりの新時代幕開け予算(1)

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新たな事業や拡充した事業を中心にご紹介します
令和5年度当初予算は、総合計画「なばり新時代戦略」の基本構想にある「変化をおこし活力あふれみんなでつくる大好きなまちなばり」の実現に向けて、重点プロジェクト「おこす」と7つの基本施策の取組を着実に前進させるための予算編成としました。

問合せ：
総合企画政策室【電話】63-7389
財政経営室【電話】63-7403

■重点プロジェクト　「おこす」
◆大阪・関西万博をきっかけに、観光で名張の経済を元気に
1,400万円(大阪・関西万博経済循環創出事業)
食と観光を基軸にした産業基盤の確立を目指して、官民連携による推進組織を設立します。2025年大阪・関西万博をきっかけにした観光誘客と観光消費の拡大で市内経済の活性化に取り組みます。
◇観光誘客を促進するための目玉づくりと情報発信
・魅力ある観光コンテンツや観光商品づくり
・国内外へ向けた戦略的で効果的なプロモーション
・観光DXの推進

◇観光消費を拡大させるための商品や　サービスの充実
・市内での宿泊、周遊、滞在を促す仕掛けづくり
・付加価値の高い観光商品やサービスの充実
・魅力ある食や土産物の充実(新商品の開発)

◇市内で経済が好循環する仕組みづくり
・「バショ、モノ、ヒト、コト」あらゆる地域資源の活用
・地元食材や特産品の観光分野における販路拡大

◆なばりに愛着を持ち、主体的にまちづくりに関わる人を増やす
527万円(シティプロモーション推進事業)
なばりの魅力やまちへの思いを掘り起こすワークショップを通して、キャッチコピーやロゴマークを市民の皆さんと共に作成。令和6年3月に開催する市制70周年記念事業でロゴマークなどを披露する予定です。シティプロモーション専用サイトも構築し、市民ぐるみのシティプロモーションを進めながら、名張に愛着を持ち、主体的にまちづくりに関わる人を増やしていきます。

◆市内で新しく事業を始めたい人や事業者を応援、雇用を確保
2,460万円(雇用労働人材確保事業)
昨年7月に設立した名張市事業承継人材マッチング支援協議会(フミダス)を通して、第三者による事業承継の取組を推進します。また、事業所の新規事業の展開など、攻めの経営の伴走型支援やDXを活用した支援など多方面から市内事業所の事業継続に取り組みます。
フミダスって?…自分のスキルを生かしたい人と地元企業を繋いだり、事業承継や新規事業を立ち上げたい人を支援します

◆市民参画で総合計画「なばり新時代戦略」を推進します
91万円(総合計画推進事業)
次代を担う若い世代をはじめ、多様な人々がまちの魅力づくりや課題解決にチャレンジできる仕組みの構築などの取組を進めます。

■令和5年度当初予算の概要
◇今まで取り組んできた事業も継続、一部拡充へ!
これまで市民の皆さんと共に進めてきた地域共生社会の取組を発展させる事業や、子ども・子育て支援、防災や安全対策などの予算をしっかり確保するとともに、有機農業産地づくりや空き家リノベーションなどの事業では、予算を一部拡充しました。
◇将来負担の減少を意識しながら、限られた予算の中で!
将来負担を減少させていくため、市が行う工事などの投資事業には、国の補助金などを最大限に活用しつつ、借入金の返済の一部を国が負担する地方債を充てることや、全額が市の負担となる行政改革推進債を借入しない方針のもと、限られた財源の中で予算を編成しています。
◇一般会計は、292億4,200万円
一般会計の当初予算額は、292億4,200万円。前年度当初予算額との比較では、15億8,100万円増。伸び率は、5.7%となっています。これは、前年度に市長選挙があったため、政策的経費や新規事業の予算を計上していなかったためです。また、特別会計につきましては、前年度比0.1%増の182億8,887万円としています。

問合せ：財政経営室
【電話】63-7403