なばりの新時代幕開け予算(2)

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■7つの基本施策　「はぐくむ・つくる・ささえる・まもる・ととのえる・すすめる・つなぐ」
■はぐくむ
◇妊娠・出産・育児の切れ目のない相談、支援を引き続き支援
2,268万円(名張版ネウボラ事業)
妊娠・出産、育児の切れ目のない相談・支援体制の充実を図るとともに、産後ケア事業やチャイルドパートナーによる相談など、産前産後の相談支援を引き続き実施し、地域や関係機関と連携した妊娠、出産、子育て期の支援に取り組みます。

◇妊娠・出産期の人への　経済支援と伴走型支援
6,044万円(わくわく・すくすく交付金事業)
全ての妊婦や子育て世帯が安心して出産・子育てができるよう、経済的な支援(5万円)と伴走型支援を行います。

◇幼保連携型認定こども園の施設整備を補助
2億2,291万円(民間保育所等施設整備補助金)
名張幼稚園と大屋戸保育所の統合により、令和6年4月1日開園予定の幼保連携型認定こども園の施設整備について、移管先の法人へ補助金を交付します。

◇中学校給食の実施に向け、基本計画を策定
1,271万円(中学校給食施設整備準備事業)
中学校給食の実施に向けて、実施方式や事業手法などを決定するため、民間活力等導入可能性調査を行い、基本計画を策定します。

◇平和の大切さを自分事として考えることができる子どもに
20万円(平和事業推進事業)
学校で平和教育を更に推進するために、外部講師を招くほか、ふるさと学習「なばり学」などを通じて、取組を充実させます。また、学習した内容を校内外に発信し、子どもたちが平和の大切さを自分事としてとらえることができるように取り組みます。

■つくる
◇有機農業の産地づくりを推進
344万円(有機農業産地づくり推進事業)
価値の高い農産物づくりの一環として有機農業の産地づくりを推進するとともに、観光業と連携し地元有機農産物による「食」を名張で楽しんでもらえる環境づくりに取り組みます。

◇放課後の子どもの居場所を増やす
222万円(放課後こども支援事業)
放課後や週末に小学校や市民センターなどを活用して、地域の人が子どもたちと一緒に勉強やスポーツなどの活動を行うことで、子どもたちの居場所づくりや豊かな心を育むため、「放課後子ども教室」を設置しています。令和5年度は、放課後子ども教室を6カ所から9カ所へ増やす予定です。

■ささえる
健康、地域医療、高齢者の安心した生活や障害者の自立と社会参加、安全な水道水のある暮らしなど様々な「ささえる」に取り組みます。
・病院群輪番制病院運営事業
・健康づくり事業、食育推進事業
・がん対策事業、生活習慣病予防重点プロジェクト事業　など

■まもる
人権、犯罪、防災、道路、生活環境など、生活の基盤となる様々な「まもる」に取り組みます。
・防災対策費
・一般市道整備事業
・農村地域防災減災事業(ため池耐震事業)　など

■ととのえる
◇空家改修費など移住者を支援
1,080万円(空家リノベーション補助金)
空家の改修工事をする移住者に対して、費用を補助し、負担を軽減することで移住を促進します。また、子育て世帯の移住支援は、昨年度よりも補助額を拡充します。

■すすめる
◇オンライン窓口を設置
580万円(デジタル改革推進事業)
市公式LINEの機能を拡張し、オンライン窓口を設置。「書かない」「待たない」「行かない」窓口として、待機児童の登録申請や入所面談の予約変更申請、その他相談予約などの「オンライン手続き」が可能になるよう、「利用者第一」の公式LINEとして再構築します。また、AI技術などを活用し、業務の効率化を図ることで、市民に寄り添った丁寧な行政サービスの提供につなげていきます。

◇消防指令業務を伊賀市と共同運用
2億7,775万円(共同消防指令センター整備事業)
令和6年4月からの伊賀市との消防指令業務共同運用に向けて、共同消防指令センターを整備します。

■つなぐ
◇伝統文化の継承と育成を支援
353万円(ふるさと能文化振興事業)
子どもたちへの伝統文化の継承と育成を支援します。また、名張市観阿弥顕彰会と共に、市制施行70周年記念事業として、11月に能楽公演を開催します。

◇広聴と広報を連動させるため、「広報eモニター制度」を導入
2,459万円(広報活動費)
従来の広報活動に加え、地域課題の解決に向けた対話を進めていくため、「広報eモニター制度」を新たに導入します。

◇ひきこもりセミナーの開催
45万円
誰ひとり取り残さない地域共生社会の実現のため、「ひきこもりに関するセミナー」を開催します。