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自治体の皆さまへ

名張市立病院だより きらりNO.54(2)

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三重県名張市

■市立病院の受付時間
《予約のない人》
受付時間:午前8時30分~11時30分
○内科、循環器内科、内科系専門外来は、医師の紹介状が必要です。
○各専門外来は、事前予約を必要とする完全予約制です。
○小児科のみ木曜日午後1時30分~4時も受付しています。
《予約のある人》
午前8時から 予約終了時刻まで

■知られざる病院の業務や役割をご紹介
栄養サポートチーム(NST)
栄養サポートチーム(NST=NutritionSupportTeam)は、患者さんに対して最適な栄養管理を行うチームのこと。当院では2022年4月に本格始動しています。
栄養状態が良くなかったり、栄養投与方法を考える必要があったりする入院患者さんを診察。よりよい栄養を提供するためにカンファレンス(会議)を行って、食形態・必要栄養素・必要な栄養介入方針の方向性を決めていくことが活動の中心となっています。
医師(外科医、総合診療医)、病棟看護師、薬剤師、管理栄養士、作業療法士のチーム(右上写真)で週1回の活動をしていて、患者さんの病態に応じて摂食・嚥下(えんげ)障害看護認定看護師(医師による嚥下内視鏡での評価も含む)や皮膚・排泄(はいせつ)ケア認定看護師との連携なども行って総合的に介入しています。
入院中の栄養を安心して摂っていただくための知識の習得・学会発表なども積極的に行いながら、患者さんの治療を栄養の面から日々サポートしています。

■救急に携わる病院内外の連携
命の危険が切迫する患者さんの救急医療を行う救急室。救急車を受け入れ、緊急入院が必要な患者さん、当院で可能な緊急医療処置・手術が必要な患者さんへの初期診療を各科の医師が持ち回りで対応。伊賀地域二次救急医療体制により、伊賀地域の救急医療の一翼を担っています。
また、病院へ搬送される前の処置も救命のために大変重要です。そのため、救急医療に携わる医療関係者への教育を院内外で行っており、名張市消防本部や近隣地域の救急隊との連携も重視しています。医療従事者のための「蘇生トレーニングコース」(特に「突然の心停止に対する最初の10分間の対応と適切なチーム蘇生」を習得することを目標に置いた実技実習を中心とした講習)の講師も在籍していて、顔の見える良好な関係を築きながら、救急医療技術・多職種連携が試される「メディカルラリー」で好成績を収めるなど(上写真)、切磋琢磨できる環境で初期研修医、医療関係者のスキルアップを図っています。
※「メディカルラリー」は、救急現場や災害などを想定したシナリオに対して、医療チームによる限られた時間内での診療・ケアなどの対応力を競う大会。医師・看護師・救急救命士の結束力が問われます。

■外来診療担当表は、市立病院総合案内などで配布しています
「外来診療担当表」は、名張市立病院 総合案内、市役所1階総合案内で配布しています。市立病院ホームページでも最新情報を随時更新していますので、ご活用ください。
※保険証・受給者証などは、月に1度窓口で確認します。また、変更・更新の際は必ずご提出ください。

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