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名張市産業活性化推進協議会(通称ナウダツ)NAUDATSU始動

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三重県名張市

■大阪・関西万博をきっかけに、名張の産業を元気に
今(ナウ)、立ち上がる・名張にうだつを上げる 2023年5月2日設立
大阪・関西万博(2025年4月~10月)の開催を契機に、5月2日、名張市や商工会議所、観光協会などが連携し、産業活性化に取り組む「名張市産業活性化推進協議会」を設立しました。
市内への観光客のうち日帰り客が8割を占め、観光消費額が低迷する中、協議会の目的は、名張市への観光誘客と観光消費を拡大させ、市内経済の活性化を図ること。そして、地元産品の観光分野での販路の拡充に取り組み、市内での経済循環を創出することにあります。マーケティングに基づき、体験型ツアーや特産品など「売れる看板商品」の企画と販売戦略を確立していきます。
設立総会で北川市長が会長に選ばれ、「万博はビックチャンス。民間の力を発揮していただきながら、産業を活性化させていきたい」とあいさつ。委員からは「有機農業が盛んだが、安価で売っている現状がある。流通やPRの強化を」「体験型の観光コンテンツや地元ならではのお土産にニーズがある」「スピード感を持ってやる必要がある」といった意見が出されました。
協議会の通称は、「今(ナウ)、立ち上がる」「名張にうだつをあげる」との意味を込めて、「NAUDATSU(ナウダツ)」に決定。2019年度から2026年度にかけて、市内宿泊客の年間延べ人数を4万6千人から6万5千人に、来訪者1人1回あたりの旅行単価を9,582円から13,000円にするなどの目標を掲げています。
今後、新しい総合計画「なばり新時代戦略」の重点プロジェクト「おこす」(産業をおこす・若者でにぎわいをおこす・地域と多様に関わる人々をおこす)を具現化し、産業で自立する元気な名張を目指していきます。

■インバウンドを見据えて
設立総会の後、元観光庁長官で、公益財団法人大阪観光局の溝畑宏理事長が講演。「外国人観光客を大阪から各地へ送客する仕組みを作りたい。忍者をはじめとした歴史・文化や日本の秘境を思わせるオオサンショウウオなど世界が求める魅力を名張は兼ね備えている。万博をきっかけに、一緒にインバウンドを盛り上げていきましょう」と呼びかけました。

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