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地域がもっと、おもしろくなる!omo-local(オモ・ローカル)通信vol.20

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三重県名張市

■町家で描く乱歩の世界 江戸川乱歩作家デビュー100年
ココカランポ#2 実力派演劇人によるリーディング公演 江戸川乱歩「芋虫」
江戸川乱歩の作品を「リーディング劇」で楽しむ「ココカランポ」の第2回公演が、5月13日、やなせ宿で開催。昼と夜の2回公演とも満席で、合わせて60人が参加しました。
「乱歩生誕地にある町家の雰囲気を十分に生かした、ここでしかできない演出となったのでは」と、主催者のひとりで、舞台製作に携わる三浦貴司さん。公演の合間に、やなせ宿付近の町家を案内した中田俊昭さんは、「町家も乱歩も劇もひっくるめて、名張の魅力として発信できた。乱歩作品の楽しみ方を、これからも、ここ名張で提案していきたい」と、手ごたえを感じていました。
リーディング劇として上演されたのは、江戸川乱歩の短編小説「芋虫」。戦争で四肢と聴覚、声帯を失った男とその妻の心情を描く物語だ。「文化レベルの高い金沢で、演劇や舞踏の分野で精力的に活動している二人に出演を依頼。質の高い公演となった」と三浦さん。市内や大阪、滋賀などから訪れた観衆は、どっぷりと乱歩の世界に引き込まれていった。

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