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ナバリノ魅力Labo4

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三重県名張市

■まちを愛する市民PRチーム
◆まちの広報室はじめます
名張の魅力を市民ぐるみで発信する「まちの広報室」の取組がスタートします!参考にしたのは、奈良県生駒市の市民PRチームでした。

◇「まちの広報室」のメンバーを募集!
「なばりのえぇとこ、見たい・聴きたい・伝えたい」を合言葉に、市では、市民PRチーム「まちの広報室」を立ち上げます。これは、「まちのいろんな魅力に出会いたい」「まちで活躍するあの人に話を聴いてみたい」といった思いをもつ市民の皆さんに、名張の人・モノ・コトの魅力を発信いただく取組で、このたび、「まちの広報室」のメンバーを募集することとしました。
まずは、取材や撮影、SNSについて学ぶ基礎講座を開催します。講師として協力いただくのは美山莉香さん。女性の在宅ワーク支援の一環でライター(記者)を育成し、市内のイベントやグルメ、お出かけスポットなどを、ウェブサイト「nanowa」を通じて発信しています。「名張と言えばこれ!と、誰もが口をそろえる特徴はないかもしれません。でも、豊かな自然においしい食べ物、万葉の歴史…、実はたくさんの魅力があって、新しい発見を楽しめるまちですよね」と美山さん。

◇生駒市の市民PRチーム活動の魅力ってなに?
市民発の魅力発信で、全国から注目されているのは、奈良県生駒市の取組です。これまで百人を超える市民が参加し、SNSなどには千件を超える投稿があります。心のこもった「生駒らしさ」のある記事が人気で、企画から取材、原稿作成、校正に至るまで市民自らがこなしています。この市民PRチームの名は「いこまち宣伝部」。今年で9期目を数えます。
「『生駒の魅力が分からない』とスタートした人が、1年間の活動が終わると『このまちで暮らしていてよかった』と気持ちが変わっていく姿をたくさん見てきました」。そう話すのは、生駒市職員で宣伝部の立ち上げにも関わった村田充弘さん。
「取材という名目で気になっていた店主の人生を深く聞けたり、取材先で気の合う仲間ができ、そこで働くようになったり。宣伝部という肩書を通じて、まちで友人や居場所がたくさんでき、単なる住む場所と捉えていたまちで『暮らす喜びや幸せ』を感じるように。宣伝部卒業後も、ボランティアを始めたり、地域の教室に通ったりと、まちに関わり続ける人も多いんです」。
特徴的なのは、宣伝部員を49歳以下に限っている点。村田さんは理由をこう説明します。「働き盛り世代の皆さんにこの活動を楽しんでもらって、地域参画の裾野を広げたいという思いがありました。部員同士の年齢も近く、一緒に取材に行くことやプライベートの交流も増え『大人の部活』のように楽しまれています」。
ここ名張でも、生駒市を参考に、来年1月から「まちの広報室」による魅力発信を始めます。興味のある皆さんはぜひご応募ください。

■奈良県生駒市で魅力発信を担う市民PRチーム「いこまち宣伝部」の取組は、2022年のグッドデザイン賞に輝くなど、全国から注目されている。SNSやウェブサイトなどには、市民目線での心のこもった記事が数多く投稿されている。
生駒市HPいこまち宣伝部
※QRコードは本紙参照して下さい。

■広報いこま「いこまち」2022年12月号
いこまち宣伝部を特集。「新しい自分を見つけた」という参加者の声も紹介されているので、ご一読を
※QRコードは本紙をご覧ください。

■なばりのえぇとこ、見たい!聴きたい!伝えたい!
◇募集「まちの広報室」メンバー
基礎講座を受講後、来年1年間活動いただく「まちの広報室」のメンバーを募集します。
対象:まちや人に興味のある18歳以上49歳以下の人 ※その他要件あり。活動は無報酬
定員:5人 ※応募多数の場合は抽選
講座内容:9~12月の4回連続講座(土曜日の午前/各2時間)。取材・撮影・ライティング・Instagramの基礎を学びます。※託児あり
活動内容:令和6年1~12月に、Instagramで月1回程度、記事を書いていただきます。
※事前に市が確認して投稿します(連絡用にFacebookグループへの登録が必要)。
申込:8月25日金までに、市HPの申込フォームから

問合せ:広報シティプロモーション 推進室
【電話】63-7402
詳細は市HPで
※QRコードは本紙をご覧ください。

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