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自治体の皆さまへ

盛り上げようぜ!消防団(3)

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三重県名張市

■本団女性部
奥田 春菜さん
長男が6歳の時、高熱を出して、幻覚から暴れだしたことがあった。「子どもを守れるのは自分しかいない」と、子どもを守る知識を身につけるために消防団へ入団。
仕事と家庭を両立させながら、消防団で活動し、応急手当指導員・防災士・赤十字救急法救急員の資格を取得。中学3年生の男の子と5歳の女の子を持つ2児の母。

本団女性部は、20代~70代の女性19人(R5.7月現在)が防災訓練や啓発などを中心に活動中。
子どもたちに大人気のアンシンダーLとしても活躍しているよ!

◇知識や経験を皆に伝えたい!
消火器の扱いや心肺蘇生法など、防災や救命をたくさん学ぶうちにどんどんのめり込んじゃって。今では進んでオンライン研修会に参加するほどに。「次の研修で使えるぞ!」という情報を自ら集めています。
自分と同じように、「子どもを守らないと!」と感じている保護者に、少しでも知識と勇気を与えることで、安心してもらいたいですね。

◇女性同士だから分かることも
市内の育児サークルで乳児の救命講習の講師をすることもあります。参加しているのは小さい子どもを持つお母さんが多いので、同じ母親として知りたいことや気持ちも理解しやすいですね。女性同士ということもあって、気軽に何でも聞いてもらえるところが女性消防団員の強みだと思います。

◇高校生がデザインした消防団のロゴマーク
出初式の虹色の放水をイメージしたロゴマーク。若い世代の消防団員を増やしていくためにも、若者の感性を取り入れようと昨年度、名張市消防本部が名張高校2年生にロゴマークのデザインを依頼。消防団のPRなどに活用されています。

■災害対応には消防団が必要なんです!
市の団員は、今年の4月時点で401人(定数500人)。年々、団員数が減少し、高齢化も課題となっています。
南海トラ地震や豪雨災害などの大規模災害が起きた場合、あらる場所で家屋倒壊や土砂崩れなどが発生し、消防職だけで対応することは困難です。発災直後は、すぐに防隊が来ることができません。消防団員がい災害対応は不可能であり、消防団の存在が必要不可欠です。
会社員や主婦など様々な人が活動していて、どんな人でも消防団で活躍できます。また、ロックバンドで団員募集をPRするなど、自由な発想で取り組んでいただいています。安心安な名張を守るために、皆さんもぜひ、消防団に入団してみませんか?あなたの力が必要なんです!
消防総務室 竹森康介

■消防団員になるには?
市内在住の18歳以上の人で、消防団活動に支障のない人なら誰でも大丈夫!会社員、自営業者、学生、主婦など、職種、男女は問いません。
「続けられるか心配…」という人のために、入団して1年後に、事務局が継続・退団の意思を確認する機会を設けています。
詳しくは、市HPをご覧ください!
※QRコードは本紙をご覧ください。

問合せ:消防総務室
【電話】63-5990

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