きらり四日市人 Vol.127

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■一般社団法人四日市とんてき協会代表理事(四日市大学副学長)　小林慶太郎さん
「2023東海・北陸B-1グランプリin四日市」が11月18日(土)・19日(日)に開催されます。出展する「四日市とんてき協会」の代表理事・小林慶太郎さんに、イベントへの期待や抱負をお聞きしました。

▽ご当地グルメでまちの魅力を発信
いよいよ、ご当地グルメでまちおこしの祭典「B-1グランプリ」が四日市にやってきます。このイベントに平成22年、三重県内から初めて出展したのが私たち「四日市とんてき協会」でした。
県外に旅行や出張に出掛けた時、「四日市から来ました」と言うと、「あぁ、あの公害の…」という顔をされる悔しさがいつもありました。確かに、四日市はかつて公害で苦しみ、それを乗り越えてきたまちです。
でも、公害という側面だけでなく、元気で暮らしやすい、等身大の四日市の「今」を知ってほしいという思いから、ご当地グルメ・四日市とんてきでまちの魅力を発信していこうと、「B-1グランプリ」の活動に参加するようになったのです。

▽四日市を元気にしたい仲間に支えられ
それから13年がたちましたが、決して順風満帆だったわけではありません。当初は「四日市であえてまちおこしをやる意味が分からない」、「とんてきではまちおこしはできない」など、厳しいお言葉をたくさん頂戴しました。しかし、四日市が大好きで、四日市をさらに元気にしていきたいという多くの仲間に支えられ、今日まで続けることができました。この間、シティプロモーションという考え方も、しっかりと四日市に根を張り定着してきました。

▽ご当地グルメを味わい、四日市の魅力を伝えて
さあ、今年は四日市で多くの団体を出迎える番です。東海・北陸地方を中心に、北は青森県の十和田から南は愛媛県の今治まで、ご当地グルメでまちおこしをしている各地の団体が、四日市に集結します。
せっかくの機会です。ぜひ各地のご当地グルメを味わっていただき、それぞれの土地に思いを馳せるとともに、各地からお越しくださる皆さんに、四日市の魅力の一端をお伝えできたらと思っています。
私たち市民が四日市の魅力を再認識し、それを多くの人たちに伝えていく。今回の「B-1グランプリ」が、そのきっかけになれば幸いです。

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10月放送のCTY-FM「よっかいち　わいわい人探訪」でも紹介します。(放送時間は裏表紙へ)