そらんぽへ行こう Vol.84

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■開館30周年記念　特別展「立原位貫(いぬき)」開催中!
博物館では、開館30周年記念特別展「立原位貫～想像力から創造力へ～」を、4階特別展示室で11月5日(日)まで開催しています。
本市ゆかりの木版画家・立原位貫(1951-2015)は、独学で江戸期浮世絵を復刻し、さらに粋で個性的なオリジナル作品を創り出しました。没後は大英博物館に作品が収蔵されるなど、世界的にも評価されつつあります。
本展では、富田・十四川の桜を題材にした「バードロアー」や「四日市鯨船祭」など本市にゆかりのある作品も展示しています。郷土ゆかりの世界に誇れる木版画家の足跡をたどり、木版画の魅力をご紹介します。
江戸期浮世絵の制作当時の色を鮮やかに蘇らせた復刻作品は、材料や道具にもこだわって制作され、立原氏の復刻にかける情熱と技術の高さを感じることができます。
また、美しい色彩と繊細で伸びやかな彫りで表現されたオリジナル作品には、粋でモダンな世界が広がります。
浮世絵に興味のある人はもちろん、初めて観覧する人も、美しい木版画の世界を心ゆくまでお楽しみください。

問合せ：博物館・プラネタリウム
【電話】355-2700【FAX】355-2704