本市と米国ロングビーチ市が姉妹都市提携を締結してから、今年で60年。この間に両市では、さまざまな交流を行ってきました。60周年の記念事業を通じて、今後さらに両市の友好を深めていきます。
ロングビーチ市はロサンゼルス市の南に位置する人口45万人、面積131.3平方キロメートルの全米有数の港湾都市。
■両市にはこんな交流事業があります!
▽01 トリオ事業
昭和40年から、高校生2人と教師1人の計3人を、隔年で相互に派遣。ホームステイを行いながら、お互いの文化を学ぶさまざまな交流事業に参加しています。
▽02 英語指導員(YEF)の招請
昭和61年から、英語指導員をロングビーチ市から招請。YEF(※)プログラムで来日した英語指導員は、本市の小・中学校の英語指導などを行っています。
※Yokkaichi English Fellowの略
▽03 地球環境塾の開催
平成20年から、夏季に1週間、ロングビーチ市、友好都市天津市、本市の高校生が共同生活をしながら、環境に関するグループ研究と発表を行っています。
●YEFプログラムで来日し、英語指導員として活躍中のティーガンさんに聞きました!
ティーガン・ヒグチさん
YEFプログラムに参加することは自分の人生を変える経験になると考え、1年前に四日市に来ました。私の父は30年前にYEFとして来日し、このまちで母と出会い、帰国後に結婚したそうです。父は周りの人たちに親切にしてもらい、四日市の人たちの人柄の良さを感じたと印象を語っていました。私も実際に住んでみて、父と同じ印象を受けています。英語指導員としての活動では、子どもたちと毎日コミュニケーションをとることを楽しんでいます。
ロングビーチ市と四日市市が60年もの長きにわたり、交流を続けてきたことには驚くとともに、すばらしいことだと思っています。さまざまな交流プログラムがこれからも続いて、両市の友好がさらに深まることを願っています。
■姉妹都市提携60周年記念事業
▽四日市市・ロングビーチ市姉妹都市ロゴマークを作成
姉妹都市提携60周年を記念し、公募により作成したロゴマークは、上半分はロングビーチ市のシンボルである豪華客船クイーンメリー号、下半分は本市のコンビナートを表現しました。
▽公式訪米団をロングビーチ市に派遣
市長・議長をはじめとする公式訪米団が8月11日~15日にロングビーチ市を訪問し、ロングビーチ市長らと友好交流促進に係る覚書を交わしました。
▽ロングビーチ公園に記念遊具を設置
霞ケ浦緑地のロングビーチ公園に、同市をイメージした幼児向けの複合遊具を設置します。11月完成予定。
この記事についてのお問い合わせ・ご意見は:秘書国際課
【電話】354-8097【FAX】354-3970
<この記事についてアンケートにご協力ください。>