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四日市ブランド、始動。泗水十貨店(1)

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三重県四日市市

–特別なこだわりで、特別なひとときを–

市外に住む親戚や友人に贈る四日市のお土産と言えば、何ですか。
皆さんの中に、定番の商品や特産品、御用達のお店はありますか。
本市には、市民には馴染みのある品でも、全国的にはまだ知られていない、隠れた名品が数多くあります。

「四日市と言えばこれ」という逸品を集めてブランドを立ち上げ、もっと多くの人に本市のことを知ってもらいたい。
そんな思いから立ち上げた本市の新しいブランド、「泗水十貨店」がいよいよ動き始めます。

■「泗水十貨店」ブランド名の由来
「四」のつく日に市場が開かれたことが地名の由来とされる「四日市」は、水が豊富に湧き出る四つの井戸があったことから「泗水の里」とも呼ばれていました。
また、江戸時代には、東海道五十三次の四十三番目の宿場町となり、人とモノが交流するまちとして栄えました。

地の利や恵まれた環境を活かし発展をし続けてきた四日市の人々は、伝統や技術の継承・向上にたゆまぬ努力を注ぎ、今日もこだわりの逸品を生み出しています。
そして、それらを次世代へ引き継ぐために日々新たなチャレンジを続けています。
「泗水十貨店」は、泗水(四日市)のこだわりをお届けするため、少数で厳選された特産品(十貨)を取り扱うブランドとして誕生しました。

■ブランドの特徴
▽1 厳格な審査・認定制度
ブランドの認定に際しては厳格な審査を実施。審査員は販売に携わる店舗のバイヤーを中心に構成され、責任ある立場から本当に良いものを厳選します。

▽2 ロゴ・パッケージの統一化
視覚的に統一された商品群を店頭に陳列することで、多くの消費者から注目を集め、「思わず手に取ってみたくなる」商品を取り揃えます。

▽3 プロモーション・販売への支援
市民や来訪者に認知・購入されるブランドを確立するとともに、生産者の積極的な参画を促すため、プロモーション・販売への支援を実施します。

■泗水十貨店認定基準
・市内で製造された商品あるいは市内の原材料を使用した商品
・四日市ならではのこだわり・スト―リーが紹介できる商品
・業界内でも差別化できる商品
・「泗水十貨店」のブランドコンセプトに合致した商品

■「泗水十貨店」の商品パッケージデザインについて聞きました
令和3年に行われたデザインコンペで、当社が提案したブランド名「泗水十貨店」とロゴマーク、パッケージが採用されました。泗水十貨店は「伝統」、「上質」をコンセプトにデザインしています。「泗水」は四日市の水・自然の美しさを表現し、「十貨店」には百貨店よりも厳選された商品という意味を込めました。
パッケージは手に取ってみたくなるデザインを目指し、紙の手触りや質感など細部に拘っています。何度もサンプルを作成し試行錯誤したので、印刷業者にはいろいろと無理をお願いしました。泗水十貨店は、商品の生産事業者から我々デザイン業者、印刷業者に至るまで、すべて四日市の事業者たちで作り上げたブランドです。今後、さらに市全体を巻き込んで盛り上げて、かつて東海道の宿場町として栄え本市に存在したであろう万事屋(よろずや)のような店舗を構えることを思い描いています。

四日市デザイン:企業や飲食店などのブランディング、各種デザインを数多く手掛ける。泗水十貨店のトータルアートディレクションを担当

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