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自治体の皆さまへ

きらり四日市人 Vol.126

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三重県四日市市

■四日市JAZZフェスティバル実行委員長 柳川平和(ひらかず)さん
「四日市を音楽であふれる街に」と開催されてきた「四日市JAZZフェスティバル」が、今年で10回目を迎えます。長年、実行委員長を務めてきた柳川平和さんに、ジャズフェスへの思い、節目の年への抱負を語ってもらいました。

▽音楽の力の素晴らしさを実感
文化会館の開館30周年記念事業の一環として、平成24年の秋に初開催しました。ジャズが四日市に馴染むのか、出演バンドはいるのかなど不安は尽きませんでした。当日は大雨の中でしたが、ゲストを含めて77組が出演し、約7,000人が来場して生演奏を楽しみ、音楽の力の素晴らしさを感じました。
音楽があちこちから聞こえてくる街にしたかったので、メイン会場を市民公園にし、商店街やジャズ喫茶などいろいろな場所を会場に設定しました。
パンフレットを手にして街を歩く人を見たときには、想像していた光景が今ここにあり、中心市街地に回遊性が生まれたと感激しました。

▽実行委員会、出演者、来場者で作り上げる楽しさ
実は1回限りで終わる予定だったのですが、「続けてほしい」といったメールや電話が多数寄せられて継続が決まりました。過去には、「あすなろう鉄道」の電車の中で演奏してもらったこともあります。毎回、四日市出身のテナーサックス奏者・田辺信男さんがゲスト出演し、会場を盛り上げてくれています。回を重ねるごとに出演者、来場者とも増えています。
演奏したい人たちの熱意、市民の後押し、そして「音楽で街を活性化したい」というスタッフの情熱があったからこそ続けることができたと思います。10回目を迎えられるのは、実行委員会、出演者、来場者が一緒に作り上げるイベントとして成長してきた証しだと自負しています。

▽街は劇場、通りは舞台、主役はあなた
今年は10月21日(土)・22日(日)に、市民公園をメインに20会場で開催します。出演者は過去最高の120組。今回初めて、10代を中心とした若者たちによる「ティーンズ会場」を設けます。ジャズと言うと、60・70代が聴くイメージですが、若い人にも興味を持ってもらうきっかけ作りになればと企画しました。
10回を節目に私は実行委員長を卒業する予定ですが、「街は劇場、通りは舞台、主役はあなた」をコンセプトに、音楽で街を盛り上げていきたい気持ちはいつまでも変わらないと思います。

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9月放送のCTY-FM「よっかいち わいわい人探訪」でも紹介します。(放送時間は裏表紙へ)

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