文字サイズ
自治体の皆さまへ

〔特集〕尾鷲の木!

7/55

三重県尾鷲市

■尾鷲ヒノキの歴史
尾鷲ヒノキの歴史は古く、1600年代の江戸時代に始まりました。それが現代まで受け継がれています。

■尾鷲ヒノキの特長
尾鷲ヒノキは、密植という植え方をしています。密植をすると、年輪の幅が細かくなってきれいな年輪ができます。
また、尾鷲ヒノキは香りがよく、油分が多く、抗菌ができるところが特長です。年輪が細かくて強いので建物にも向いていて、机やイスなどにも使われています。尾鷲ヒノキの生産量は、三重県の木材生産量の5分の1を占めています。

■課題
・昔に比べ木の値段が下がっている。
・林業に従事する人が年々減っている。
・山が荒れている。

■尾鷲市の取り組み
・ドローンで苗木を運ぶ。
・レーザーで山の見える化。

人が入らなくても仕事ができるかも。
・FSC、生物多様性など、森林をいろんな角度から見る。
・「尾鷲ヒノキふれあいフェスタ」などの市民向けイベントの実施

森林を身近に感じてもらう。
私たちは、10月13日(金)にふるさとキャリア学習で尾鷲木材市場とカネタ産業製材所と尾鷲プレカットに行きました。

■尾鷲木材市場での感想
尾鷲木材市場では、ヒノキ以外にもスギの木やイチョウの木がありました。
また、集められた木は、木の種類ごとにまとめられてさらに大きさ別に仕分けられていました。そして、それぞれの木の断面には、木の大きさを表した数字が書かれており、ひと目で木の大きさがわかるようになっていました。

■カネタ産業製材所での感想
田中さんの板材加工は、とても分厚い木材が機械によって決められた大きさにカットされていました。お土産に尾鷲ヒノキの板材をもらいました。

■尾鷲プレカットでの感想
尾鷲プレカット工場では、柱や家に使われる板材などを加工していました。
加工をする際は、事前にコンピューターで必要な木の大きさや使用する木の本数を計算してから、機械で木がカットされていきました。
私たちが特に印象に残ったのは、切り落とされた端材がまた活用されるということでした。

◎この記事を書いたのは…
・将来は、尾鷲ヒノキの家を建てたいな。1年 庄司洸太朗(しょうじこうたろう)
・田中さんからもらった板材うれしかったな。1年 村田圭紀(むらたたまき)
・尾鷲のヒノキが多くてビックリした。1年 中村奏音(なかむらかのん)

<この記事についてアンケートにご協力ください。>

〒107-0052 東京都港区赤坂2丁目9番11号 オリックス赤坂2丁目ビル

市区町村の広報紙をネットやスマホで マイ広報紙

MENU