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自治体の皆さまへ

謹んで新年のご挨拶を申しあげます(4)

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三重県尾鷲市

また、古江のアクアステーションでは、昨年の5月以降、若者や子育て世代に向けて、さまざまなワークショップや体験イベント、カフェやイルミネーションなど、各種イベントを月替わりで開催し、九鬼の絶景スポット「オハイ」とともに、これまでとはひと味違った「写真映え」という観点から尾鷲の魅力を掘り起こして注目を集めるなど、若い世代の感性と情報発信力に感銘を受けた年でもありました。
高校を卒業すると進学や就職のため、多くの若者が尾鷲を離れます。湯浅選手や上田選手のように、それぞれの場所で大活躍され、尾鷲に元気を与えてくれることもありますが、逆に、ふるさとのこうした取り組みが、尾鷲を離れてがんばっている方々に、元気を届ける一助となることもあるでしょう。尾鷲の魅力や頑張りを全国に発信するためにご尽力いただいた皆さま方に、改めて感謝申し上げます。
さて、今年は、市制70周年という節目の年になります。熊野古道世界遺産登録20周年と併せて、市内でもさまざまな催しが企画されていることと思いますが、一方で、野球場や大型製材所誘致を含めた中部電力三田火力発電所跡地の利活用に関する事業、広域ごみ処理施設事業、中央公民館や体育文化会館の耐震・長寿命化事業、津波避難タワー建設事業など、市議会でも活発な議論がされている大型事業・重要事業の検討がいよいよ大詰めを迎えてまいります。一つひとつの事業が、これからの尾鷲市の将来に大きく影響するものであることから、そうした意味でも一つの節目の年と言えるかもしれません。
議会は、市長同様に市民から直接選挙で選ばれた二元代表制の一翼を担う存在であり、議決権を持つ議会の役割と責任はますます増大しています。我々議員の任期も、残すところあと1年半となりましたが、改めて今期に託された市民の皆さまの思いを議員一人ひとりが認識し、こうした諸課題に対し、精一杯、議論を尽くし、これからの尾鷲市にとって最適な判断へと繋がるよう、また、将来も愛着と誇りが持てる尾鷲市であるように、議員一同、課せられた使命に邁進していく所存でございますので、市民の皆様にはより一層のご理解ご協力を賜りますよう、よろしくお願い申しあげます。
結びに、市民の皆様方の益々のご多幸とご健勝を衷心よりご祈念申しあげ、年頭のご挨拶とさせていただきます。

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