文字サイズ
自治体の皆さまへ

日ごろからできる防災対策(2)

3/36

三重県川越町

7月1日(土)・2日(日)川越町総合体育館で体験型避難所設営訓練を実施しました。

■避難所体験
小学1年生から6年生の子どもたちと保護者で参加してもらい、避難所で自分が過ごす間仕切りを組み立てたり、非常食を食べたりと実際の避難所生活を体験してもらうとともに、職員も新型コロナウイルス感染症の感染者が避難所に避難してきたときの対応などの訓練もあわせて実施しました。
訓練後に回収したアンケートでは、参加した子どもから「災害が起きたときにどうすれば良いかなど、避難のしかたを学べた」、大人からは「自宅で買う非常食の参考になった」など、様々な回答があり、今後の参加意向に関するアンケートでは、ほとんどの方から「今後も参加したい」と回答があるなど、自助・共助や家庭での災害への備えについて、親子で考えるきっかけにしていただけました。

▽避難所受付
検温や手指消毒などの新型コロナウイルス感染症の対策をしながら、実際の様式に記入するなど、受付の流れを体験してもらうとともに、職員は感染者が避難所に避難してきたときの対応などの訓練を実施しました。

▽三重県防災啓発車(起震車)による地震体験
起震車で震度6強~震度7の地震が発生すると想定し、その揺れを体験してもらいました。

▽非常食体験
非常食を家庭で備蓄いただくよう啓発するため、様々な種類の非常食の中から、食べたいものを取っていただき、非常食をつくるところから体験をしてもらいました。
また、職員は、非常食などの物資の要請・輸送・配給所の設置の訓練を実施しました。

▽避難所設営訓練
参加者のみなさんで協力して自分たちが過ごす間仕切りを設営しました。

▽ドローン協会によるドローン操縦体験
災害時にどのように役立っているかを知っていただくため、ドローンを活用した訓練の映像などを見てもらったあと、ドローン協会のインストラクターの指導のもと、子ども一人ひとりにドローンを操縦してもらいました。

▽自衛隊(体験イベント)
ファイバースコープを使った閉所の捜索活動の体験や災害など非常時に役立つロープワークの体験をしてもらいました。また、屋外では救助の際に障害となるがれきなどを破砕する体験や自衛隊の車両展示が行なわれました。

▽三重大学水木准教授による防災講話
「避難所ですごすことになったら」をテーマに避難所と普段過ごす自宅との違い、避難所で気を付けること、避難所でお手伝いできることなどを子どもたちにもわかりやすくお話ししていただきました。

▽ドコモCS東海(体験イベント)
災害伝言板をはじめとして、あらかじめ災害に備えて家族間で話し合うことの重要性を知っていただくため、実際にスマートフォンを操作し、災害伝言板の体験とともに、ドコモCS東海の災害時における取り組みを紹介してもらいました。

▽消防署(体験イベント)
災害時だけでなく平時においても、人命を救助するために必要なAEDと心肺蘇生法の体験をしてもらいました。また、屋外では、消防車や救急車などの車両を見学してもらいました。

▽避難所閉鎖訓練
各自使用した間仕切りを解体し、収納する訓練を実施しました。

▽災害協定に基づくキッチンカー派遣による非常食体験
川越町、朝日町、朝明商工会、(株)モルタンとの災害時におけるキッチンカーの派遣等の協定に基づき、キッチンカーで調理した食事の提供が行われました。

▽防災教室(川越町防災ボランティア・ネット)
新聞紙を使ったスリッパの作成や、ペットボトルと懐中電灯を組み合わせたランタンなど日常あるものから防災グッズを作る体験をしてもらいました。また簡易的な津波を再現する仕組みを使って、子どもたちに津波の怖さを伝えてもらいました。

実施日:令和5年7月1日土)~7月2日(日)
参加人数:約100人
主催:川越町
後援:三重県、三重県・三重大学みえ防災・減災センター
協力:陸上自衛隊第33普通科連隊、自衛隊三重地方協力本部四日市地域事務所、四日市市北消防署朝日川越分署、一般社団法人三重県ドローン協会、株式会社モルタン、株式会社ドコモCS東海三重支店、川越町防災ボランティア・ネット

問合せ先:安全環境課
【電話】366・7163

<この記事についてアンケートにご協力ください。>

〒107-0052 東京都港区赤坂2丁目9番11号 オリックス赤坂2丁目ビル

市区町村の広報紙をネットやスマホで マイ広報紙

MENU