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自治体の皆さまへ

今日からはじめる分別生活 (vol.2)

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三重県度会町

■雑がみは資源ごみ界の優等生
資源ごみ界では、古紙を分別することが、資源ごみの量を大きく増加させると言われています。特に雑がみは、リサイクルの優等生として扱われる古紙の中でも、一般家庭や学校、店舗、工場などいたるところに存在していることから、雑がみの分別が古紙回収率を高めるポイントとして、スポットが当てられています。このことから、雑がみは「誰でも今から分別できる」資源ごみであり、私たちにとって最も身近なリサイクルの優等生と言えます。

◆古紙を分別する理由
古紙には、一般的によく目にするものとして、新聞、段ボール、雑誌、飲料用紙パックなどがあります。これら古紙をリサイクルする際の注意点は、種類ごとに分別して出すことです。古紙はその品質や特徴に応じて、それぞれ異なる製品に使用されるからです。
例えば、新聞は新聞用紙やコピー用紙を作る原料として使われます。また、雑誌は菓子箱や本、段ボールを作る原料として使われています。
古紙を正しく分別すれば、形を変え、自分の手元に戻ってくるという、毎日触れるリサイクル資源の一つといえます。

〔古紙〕新聞→〔製品〕新聞用紙・コピー用紙
〔古紙〕段ボール→〔製品〕段ボール箱
〔古紙〕雑誌→〔製品〕菓子箱(紙器用板紙)・書籍・段ボール箱
〔古紙〕雑がみ→〔製品〕段ボール箱
〔古紙〕飲料用紙パック→〔製品〕トイレットペーパー

○リサイクルできない紙の例
・窓付封筒
・米袋
・写真
・レシート
・シール
・宅急便の伝票
・紙製のカップ容器(ヨーグルト容器や紙コップ)
・内側が銀色の飲料用紙パック
・石鹸、洗剤、線香など匂いの付いた箱
・濡れているもの
・汚れがひどいもの

◆雑がみの分別は「誰でも今から」
古紙の中に、可燃ごみと間違えやすい資源があります。それが「雑がみ」です。
雑がみとは、家庭で発生する紙、板紙およびその製品で、新聞、雑誌、段ボール、飲料用パックのいずれの区分にも該当しないものをいいます。具体的には、家庭で不要となった投げ込みチラシ、コピー用紙、包装紙、紙袋、紙箱などを指します。

・ティッシュの箱やお菓子の箱を小さく折りたたんで、可燃ごみとしていませんか?
お菓子の箱はもちろん、ティッシュの箱もフィルムを外せば雑がみになります。
・普段、可燃ごみとして出しているものを想像してみると、多くの雑がみが思い浮かびませんか?
小さなものですがトイレットペーパーの芯も、雑がみです。

○これら雑がみは、紙袋などにためていけば、その紙袋ごと古紙として出すことができます。
日々の生活の中で、少し意識してみてください。最初は「あれもこれも雑がみだ」と、分別が楽しくなってきます。
たまった古紙は、町内5カ所にあるリサイクルステーションに24時間365日いつでもどのステーションでも出すことが可能ですので、ぜひご利用ください。

再生可能な素材をきちんと分けて、再資源化に努めましょう。
次回「プラスチック類の分別について」

問合先:役場建設水道課 環境水道係
【電話】62-2415

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