■初の3校合同開催!
5月1日、度会小学校・度会中学校・南伊勢高校の子どもたちが、町茶業組合長中森大(まさる)さん(大久保)の管理する茶園で、新茶の手摘み体験を行いました。
この体験学習は、町の特産品「伊勢茶」の茶摘み体験を行うことで、地域のことを知り、愛郷心を育むことを目的に、茶業組合の協力を得て実施。今回、小中高の交流を兼ねて、初の3校合同で開催され、全体で163人が参加しました。(度会小学校3年生58人・度会中学校2年生67人・南伊勢高校38人)
子どもたちは、県農業研究所の清水直文(なおふみ)さんから指導を受けながら、約12kgの新芽を摘み取りました。収穫した茶葉は製茶加工し、各校に届けられるほか、関西茶品評会に出品される予定です。
■身近に感じてもらいたい
度会町と言えば「お茶」というイメージを持っている人も多いのではないかと思います。
先代たちが作り上げてきた伝統を自分たちが受け継ぎ、子どもたちに伝え、「お茶」という文化がいつまでも親しまれるものであれるように、日々取り組んでいきたいです。
度会町茶業組合長 中森大(まさる)さん(大久保)
■みんなの感想コーナー
・はじめは難しかったけど、こつをつかんでくると葉っぱもちぎれず摘めるようになって楽しかったです。
度会小学校3年生 三橋とわさん(大野木)
・摘むときの「プチッ」とした感触が癖になります。小学校のときは、ただ多く摘むことを考えていたけど、今回は、一つ一つ丁寧に摘むことを意識しました。
度会中学校2年生 仲村音葉(おとは)さん(注連指)
・茶摘みは初めての体験でした。普段は深く考えず飲んでいたお茶でしたが、次からは、自分の手元に届くまでに携わる人のことを思って飲もうと思いました。
南伊勢高校1年生 中川龍一(りゅういち)さん(伊勢市)
■いらっ茶いわたらいで新茶を販売中!
バザールわたらい内に出店する町特産品販売所「いらっ茶いわたらい」では、度会町産の伊勢茶を販売しています。毎年、5月上旬~6月下旬にかけては、各生産者の新茶も販売されていますので、ぜひお買い求めください。
※時期はあくまで目安です。
営業時間:午前10時~午後4時30分(日・祝日は午前9時~午後4時30分)
定休日:水曜日
場所:宮リバー度会パーク内
新茶販売時期:5月上旬~6月下旬
問合先:いらっ茶いわたらい
【電話】090-4797-9494
<この記事についてアンケートにご協力ください。>