台風第2号が接近 6月2日県内で線状降水帯が発生!

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■総雨量　548ミリを記録
去る6月2日、カロリン諸島近海で発生した台風第2号が紀伊半島に接近し、活発な前線の影響を受け、町内全域で時間雨量50ミリを超える非常に激しい雨を降らせました。
線状降水帯が発生したことを知らせる「顕著な大雨に関する気象情報」が県内で初めて発表され、東海地方を中心に大雨をもたらした今回のケース。
当町においては、2日午前11時1分に大雨警報(土砂災害)を津地方気象台が発表。線状降水帯が発生したことにより当初の想定よりも雨量が多くなり、災害の危険度が急激に高まったことを受け、午後3時30分、町内全域に対し、警戒レベル3「高齢者等避難」を発令しました。また、発令に併せて町内4カ所に避難所を開設し、一之瀬公民館では自主的に2人が避難されました。
翌日の3日午前2時頃から雨脚は弱まり、発表されていた土砂災害警戒情報は午前3時15分に解除されましたが、小川郷・一之瀬地区では長時間にわたり大雨が続き、総雨量548ミリを観測しました。
今回の大雨で町道麻加江注連指線が土砂崩れにより通行止めとなったほか、冠水の危険性が指摘されている県道伊勢南島線の小萩・柳付近も一時的に道路が浸かり、交通事情にも多大な影響を与えました。

○避難判断の情報　ー5段階の警戒レベルー(令和3年5月改訂)

○台風第2号の影響が町内各地で
・町道麻加江注連指線が土砂崩れ
・県道伊勢南島線柳周辺が冠水
・小萩地区　山水により土砂流出
・一之瀬川の水位が上昇

■早め早めの避難を心がけしましょう
避難の遅れは生命の危険に直結します。避難指示が発令されたときはもちろん、発令されていない段階でも、危険を感じたら早め早めに行動することが大切です。

問合先：役場みらい安心課
【電話】62-2424