森と緑の県民税の活用について

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三重県は平成26年度より「みえ森と緑の県民税」を導入し、各市町に対して「みえ森と緑の県民税市町交付金」を交付しています。朝日町ではこの交付金を効果的に活用し、施策を展開しています。これまでの具体的な取り組みを紹介します。

県全体の中でも、朝日町の取り組みは注目を集めており、特にあさひ竹プロジェクトは令和3年度の全29市町129事業の中で最高の評価となりました。なお、国から譲与される「森林環境譲与税」とは、使途を棲み分けたうえで今後も双方を有効に活用してまいります。

■あさひ園の芝生維持管理
園児たちが身近な緑と触れ合う体験を通じて、緑の良さを知ってもらうことを目的に、あさひ園の芝生の維持管理をしています。

■あさひ竹プロジェクトの各種事業
町民の皆さんの竹への関心を高めることを目的に、あさひ竹プロジェクトとして多様な事業を開催しています。

・町内各地での竹あかりの展示
・おうちで作ろう、竹あかり!や親子で作ろう、竹あかり!等の竹あかりづくり体験
・竹テントづくりワークショップ
・竹駕籠(たけかご)づくりワークショップ
・竹の花挿しプロジェクト

■木製おもちゃ、木製備品等の購入
日常的に木に触れ、木の良さを知っていただくことを目的に、あさひ園の木製おもちゃ、資料館や教育文化施設の木製備品などを購入しました。

■樹木粉砕機(チッパー)の貸し出し
令和4年度に樹木粉砕機(チッパー)を購入し、町民主体の団体に貸し出しています。ご関心がある方はご連絡下さい。

スペック：
・株式会社大橋　樹木粉砕機GS152GH
・燃料…ガソリン
・最大出力…16.9KW程度
・処理可能径…最大150mm程度
貸出対象者：町内に住所を有し、町内の里山等を対象とした計画的な整備活動を実施する団体。ただし営利を目的とした団体には貸出しをしない。
貸出期間：7日間
貸出費用：無料(ただしチッパーの燃料費や運搬経費等は借用団体が負担)

■里山保全活動への補助
令和4年度より町民による自主的な里山保全活動への補助制度をスタートしています。ご関心がある方はご連絡下さい。

補助対象者：自主的に保全活動を行う団体で次に掲げる要件を全てみたすもの
・継続的に活動を行うことができること。
・構成員の過半数が、本町に在住、在勤又は在学していること。
・規約等を有し、代表者及び経理について定められていること。
・活動の実施につき、土地所有者に説明を行い、同意を得ていること。
補助対象経費：里山保全活動に関する機械器具類の購入費、燃料費、消耗品費、保険料等
補助率：補助対象経費の75%以内(上限50万円)

問合せ：産業建設課
【電話】377-5658