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10月は「臓器移植普及推進月間」「骨髄バンク推進月間」です。

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三重県朝日町

■10月は「臓器移植普及推進月間」です。
臓器移植は、臓器の機能が著しく低下し、移植によってのみ、その回復が見込まれる人に対して行う医療で、臓器の提供者はもとより、広く社会に理解と支援があって成り立つ医療です。
臓器移植が拡がっていくためには、わたしたち一人ひとりが、臓器提供について考え、家族と話し合い、自分の臓器提供に関する意思表示をしておくことが大切です。運転免許証や健康保険証、マイナンバーカードの意思表示欄で意思表示が可能です。
ぜひご自分の意思を記入しておきましょう。

問合せ:(公財)三重県角膜・腎臓バンク協会
【電話】059-224-2333
(平日8時30分~17時15分)

■10月は「骨髄バンク推進月間」です。
骨髄バンクは、白血病などの血液の病気で造血幹細胞(血を造るもとになる細胞)の移植を必要とする患者さんと、健康な造血幹細胞を提供してくれるドナーの方をつなぐ公的事業です。
ドナーが見つかる確率は、血のつながりがなければ数百から数万分の一。骨髄バンクで移植を受けられる患者さんは、希望者の半分程度にとどまります。移植を必要としている患者さんは、毎年約2千人程度います。
1人でも多くの患者さんを救うためには、1人でも多くのドナー登録が必要であり、特に若い世代の方のドナー登録が少ない状況です。

◇骨髄バンクを必要とする主な疾患
・白血病:血液をつくる細胞の異常でがん化した血液細胞だけが増え、正常な血液が作られなくなる病気
・再生不良性貧血:血液を作る細胞の機能が低下し、血液成分が極端に少なくなる病気

このほか、骨髄異形成症候群、悪性リンパ腫、先天性免疫不全症、代謝異常などがあります。
そのうち、通常の抗がん剤などの治療では治らない患者さんが、命をつなぐために骨髄バンクを必要としています。

◇移植とは
・造血幹細胞移植:病気の造血幹細胞を健康なものに置き換える治療法。血液の病気のため、造血幹細胞が働かず健康な血液を造れなくなると、貧血になったり感染症から身を守れなくなったりする。
・骨髄移植:ドナーの腸骨という大きな骨に針を刺し、骨髄から造血幹細胞が含まれた骨髄液を採取して、患者に移植する治療法。造血幹細胞は骨の内部の「骨髄」にあり、赤血球・白血球・血小板などの血液成分をつくりだしている。

▽厚生労働省骨髄バンク推進月間について
【URL】https://www.mhlw.go.jp/stf/seisakunitsuite/bunya/kenkou_iryou/kenkou/ishoku/zouketukansaibo_00004.html

▽日本骨髄バンク
【URL】https://www.jmdp.or.jp/about/marrow/

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