特集 誰一人取り残さない教育の実現に向けて～新・東員第一中学校移転事業～(2)

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■新・東員第一中学校を紹介
新しい建設予定地は、田畑広がる農地の中にあり、背景には美しい山々を望むことができます。これらの
景観を損ねないよう、建物の高さに配慮するなど、ボリュームを抑えた設計にしています。敷地内には校舎
棟、体育館棟、部室棟が並び、生徒たちが利用しやすい動線を確保しています。

○昇降口前
敷地を南北に貫くプロムナード(遊歩道)に面した位置に、校舎棟・体育館棟の昇降口を設置します。昇降口前の広場は、生徒たちが学年関係なく交流できる場です。
2階には校舎棟と体育館棟をつなぐ渡り廊下を設置します。この渡り廊下が屋根の役割になり、雨天時の活動や集合場所としても利用できます。

○コモンズ(共有スペース)
各学年の普通教室前に広いスペース(共有スペース)を設けます。このスペースでは学年集会などができるようにします。また、学年ごとの活動が行いやすい場とすることで、教室内での活動に収まらない自由な学びが行えるようにします。教室とコモンズを隔てる壁は可動式のパーティションなどにすることで、自由に空間を構成できるようにします。

○メディアセンター(図書室)
ICTも活用できる図書室です。生徒の日常動線である2階の渡り廊下付近に配置することで、情報収集や発信が活発に行われる場を目指します。

○メディアセンター(学習室)
グループワークや集中して勉強できるブースなど、さまざまなニーズに対応できる場を体育館棟1階に配置します。町民の学習の場として一般開放も予定しています。

○体育館
体育館アリーナ上部は開口部のメンテナンススペースを兼ねたランニングコースを設けます。体育館の面積を有効活用するため、舞台は手動式の壁面収納型ステージを設置します。
また、災害時を想定した防災備蓄倉庫や非常用電源設備の設置を予定しています。

○子どもたちの未来のために
「自己実現と社会をよりよく変革する力の育成」これが東員町の教育の目標です。「東員町16年一貫教育プラン」の成果として、子ども達にそのような力が育ちつつあります。
この度、東員町の「政治・行政・福祉・教育・文化・産業」に直接触れられる場所に、新しい一中が移転されることで、その目標を実現するための新たな教育を創造することができます。また、この事業は、これからの東員町全体の学校施設の整備や教育内容の充実に取り組む出発点でもあります。
みなさまのご理解・ご協力をいただき、着実に進めてまいります。

※イラストは基本設計のイメージです。今後変更となる場合があります。(イラストは本紙又はPDF版をご覧ください。)
※今後も移転事業については、進捗状況に応じて皆さんにお知らせします

問合せ：教育総務課　中学校建設係
【電話】86-2814