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【特集】行田市・桑名市・白河市の “ おたから”を見にいこう(1)

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三重県桑名市

~三方領知替から200年。友好都市締結から25周年。~

今年は「三方領知替」から200年、行田市・桑名市・白河市の友好都市締結から25周年の節目の年に当たります。これを記念した合同企画展が、桑名市博物館で始まります。その見どころを紹介します。

■私がご紹介します!
桑名市博物館会計年度任用職員 鈴木亜季(あき)さん
歴史好きが高じて学芸員に。特に江戸時代への興味が高く、古文書を読み解くのが好き。

〔表紙のおたから紹介〕
▽江戸時代の桑名城下の町並みが目に浮かぶよう
「文政年間桑名市街之図」
文政6年の領知替の際に作成された桑名城下の絵図です。屋敷には白河から移ってきた松平越中守家(えっちゅうかみけ)の家臣たちの名が記されています。武家、町人、寺社と居住区が分けられていたようですね。地図を見ながら、桑名の城下町を散策してみてはいかがでしょうか。
(桑名市博物館蔵)

▽義弘の作刀11口のうち、最高額がついた一振り
「刀無銘(名物横須賀江(ごう))[国重要美術品]」
越中(現在の富山県)の刀工、江(ごうの)(郷)義弘(よしひろ)の作と伝えられている刀です。八代将軍・徳川吉宗が全国の名刀を調査させた「享保名物帳」に記載された名刀で、7,000貫(現在のおよそ数億円)の値がつけられています。元は横須賀(現在の静岡県掛川市)に伝わったため、この名が付きました。
(小峰城歴史館蔵)

▽松平下総守(しもうさのかみ)家の初代・松平忠明(ただあきら)が関ヶ原で初陣
「関ヶ原合戦図屏風[行田市指定文化財]」
左右で一対となる屏風には、左隻に「関ヶ原合戦」当日の様子と、右隻にその前哨戦として行われた大垣での「杭瀬川(くいせがわ)の戦い」が描かれています。幕末ごろに岐阜付近で製作されたと考えられており、明治期に岐阜県知事を輩出した行田市湯本家に伝わりました。
(行田市郷土博物館蔵)

問合せ:この記事については秘書広報課
(【電話】24-1492【FAX】24-1119)

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