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【特集】南海トラフ地震に備えよう「災害時広域 避難計画って?」

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三重県桑名市

南海トラフ地震などの大きな地震が起こり、津波が発生するなどしたら、あなたはどうしますか。9月1日は防災の日。いざという時に備えて準備しておきましょう。

■南海トラフ地震とは?
南海トラフ地震とは、駿河湾(静岡県の沖合)から日向灘沖(宮崎・大分県の沖合)にかけてのプレート境界を震源域として、繰り返し発生してきた大規模地震のこと。100~150年間隔で発生しており、前回の南海トラフ地震(昭和東南海地震[1944年]および昭和南海地震[1946年])が発生してから約80年が経過しているため、次の南海トラフ地震がいつ起こってもおかしくありません。
政府の中央防災会議による被害想定を見ると、桑名市は震度6強という強い揺れに襲われる可能性があります。また、太平洋沿岸の広い地域に10mを超える大津波の襲来が想定されているのです。

■災害時広域避難計画とは?
災害時広域避難計画とは、大きな地震に伴う津波などで大規模な浸水被害が発生した場合に、市民がどのような行動をとるべきか、基本的な避難方針と行動方針を定めたものです。
三重県が発表している「津波浸水想定図」を見ると、長島地区や城南地区など沿岸や川沿いのエリアは津波による浸水が想定される区域で、本計画の避難対象区域に指定されています。津波警報などが発表された時は、まずは避難対象区域外へ避難し、やむを得ず避難対象区域外へ避難できない場合は津波避難ビルなどへの避難が必要ですが、その後はどうすればいいのか、ご存じですか。
もし堤防が破堤するなどの被害があると、長期的な浸水により、復旧までに相当な時間が必要になるかもしれません。自宅が浸水してしまった場合や、自宅が倒壊するなどの危険がある場合は、避難対象区域外の避難所などに避難する必要があります。
次ページから、具体的にとるべき行動について紹介します。

問合せ:この記事については秘書広報課
(【電話】24-1492【FAX】24-1119)

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