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令和6年能登半島地震の被災地を全力で支援します

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三重県桑名市

桑名市長 伊藤 徳宇

令和6年1月1日、午後4時10分、石川県能登地方を震源とする最大震度7の大地震が津波を伴って発生し、多くの人の尊い命が失われました。お亡くなりになられた人たちに心から哀悼(あいとう)の意を表しますとともに、被害に遭(あ)われ、今も困難な状況下にある皆様に心からお見舞いを申し上げます。
今回の地震は、震源から遠く離れたこの桑名市でも震度4を観測しました。被害は確認されていませんが、大きな揺れに恐怖を感じた人もいらっしゃったのではないでしょうか。そして、元旦の夕方に発生したこの地震、被災地では、お正月を帰省したご家族やご親戚などとゆっくり過ごされていた人も多くいらっしゃいました。そうしたあたたかい団らんを引き裂くようにして発生した今回の大地震。私はこれまでも「災害はいつどこで起きるかわからない」ということを申し上げてきましたが、これこそが天災だと強く思い知らされました。
発生直後、被災地では、火災に加え、広範囲に停電や断水が発生し、道路も寸断されて救助や支援もままならない状況で、現在もなお、多くの被災者が厳しい状況下におかれています。すでに桑名市でも職員を派遣するなど、被災地支援に取り組んでいますが、避難生活の長期化も懸念されています。被災地の人たちが少しでも早く普通の生活を取り戻すことができるよう、引き続き関係機関などと連携し、全力で支援に取り組んでいきます。
そして、この桑名市という地に目を向けた場合、考えておかなければならないのは、南海トラフ地震は近い将来必ず発生するということです。南海トラフ地震では、津波に加え、今回の能登半島地震で大きな被害を引き起こした、大きな揺れに伴う家屋倒壊や火災の発生も想定されます。
市として、改めて気を引き締め、災害への対応を強化していきますので、市民の皆様におかれましても、今回の災害を自分事としてとらえ、平素から災害に対する備えをよろしくお願いします。

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