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熊野アグリパーク~令和11年度のオープンを予定~

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三重県熊野市

■農業振興をはじめ、市内産業を多角的にリードする交流拠点
施設の名称:くまのほんわりファーム
熊野アグリパークの施設名称は「くまのほんわりファーム」です。これは、熊野の温暖な気候や人の温かさなど、市外の人たちから見た熊野のイメージを表現したものです。

令和5年3月に、熊野アグリパーク整備事業基本構想が完成しました。
熊野アグリパークとは、金山町に農業振興をはじめ、市内産業を多角的にリードできる交流拠点を整備するものです。
アグリパークの整備によって、高速道路の延伸により紀伊半島に訪れる観光客の堰せき止め効果を図り、市内全体の宿泊や販売促進につなげることを目指しています。

▽施設の整備予定
「くまのほんわりファーム」では次のような施設整備を想定しています。
主な施設は、ファーマーズマーケット、豆腐工房、チョコレート工房、パン工房、生ジュース・コーヒー販売店、子ども向け屋内遊具施設、ジェラート・ソフトクリーム販売店、菓子店、ポニー乗馬体験、体験教室、宿泊施設、特産品販売店などです。
それぞれの店舗でこだわりを持った商品やサービスを提供できればと思っています。

▽新たな特産品づくり
まずは、柑橘などのすでにある熊野の特産品を活用した新商品開発や販売促進を進めていきたいと思っています。
さらに、嗜好品であり、付加価値をつけやすいコーヒーやチョコレートなどの商品開発を目指します。
すでに市では、コーヒーの木やチョコレートの原材料であるカカオの木の試験栽培を始めています。
ハウスでの栽培になりますが、今年の冬の寒い時期も乗り越えることができました。
今後はさらに試験栽培の拡大を図っていきたいと考えています。

▽くまのほんわりファームのコンセプト
くまのほんわりファームは、「地域活性化に向けたものづくりと体験・学びの提供」をその役割としています。
また、生産・加工・販売など、ものづくりを通じて農業などの6次産業化を推進します。
さらに、障がいのある人たちの雇用や高齢者が活躍できる環境を整備していきたいと思っています。
例えば、カカオから作られるチョコレートの仕上げ加工は、失敗しても温めなおせば何回でもやり直しができ、安心して作業することができます。
そんな、誰もが働きやすい職場環境を整えていきたいと思っています。

■観光客だけでなく市民からも愛される施設に
くまのほんわりファームは、今から6年後の令和11年度のオープンを予定しています。
くまのほんわりファームに訪れる観光客は、ファミリー層を想定していますが、地元の人も家族みんなで訪れて、遊びや体験、学びながら楽しめる施設となるよう魅力あるものにしていきたいと思っています。
また、自然豊かで温暖な気候を表すような、ほんわりと暖かい雰囲気やものづくりのある風景、ここにしかない体験や学びを通じて、くまのほんわりファームで働く人、訪れる人、生産者など、みんなが心温かくなる空間の創出を目指しています。

問合せ:農林業振興課アグリパーク推進室
【電話】市役所内線488

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