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はぐくみ♡コラム(6)

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京都府久御山町

■くみやま子育て応援センター
イヤイヤ期の発達

赤ちゃんは、鏡に映る自分を見て「これは、わたし」とは認識しません。成長し、「わたし」という存在に気付き始め、『自分がしたいこと』が出てくる時期が、イヤイヤ期です。
例えば、スーパーに買い物に行って「これ、欲しい」、「いや」と言い、その場から動かない。公園に行って帰る時間に「まだ遊ぶの」、「ママ、嫌い」なんて言われた経験はありませんか。親としては、我が子の行動に手を焼いたり、我が子の言葉に傷ついたりする時期かもしれませんが、子どもの成長の証として受け止めていくことが大切です。
この時期の子どもは、自分がしたいことが優先で、親の気持ちにはまだ気付けません。しかし、自己主張を繰り返し行う中で、受け止めてもらえたり、受け止めてもらえなかったりして、『相手が求めていること』に気付きます。まずは、親が「これが欲しかったんだね」、「公園でもっと遊びたかったんだね」と我が子の気持ちを声に出し、受け止めてあげましょう。その後、可能ならば「1つだけね」、「あと1回だけね」と見通しを持たせる声をかけてみましょう。
また、「お家で○○ちゃんが好きなΔΔつくってみない?」など、子どもが気持ちを切り替えられる声かけや、お父さん・お母さんのお手伝いをしてもらうなど子どもがしたくなるような選択肢を用意することもおすすめです。
「自分」を受け止めてもらった子どもは、「相手の気持ちを思いやる心」が育ちます。ぜひ、この言葉がけを試してみてください。

問合せ:子育て支援課

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