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自治体の皆さまへ

特集 乳がん 命を守るのは、あなた自身です(4)

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京都府久御山町

▼Breast Awareness 月に1度はセルフチェック
▽普段と違うところはないですか
乳房を意識する生活のことをブレスト・アウェアネスといいます。自分の乳房の状態を知り、変化に気を付けることは日常生活の中でも十分取り組め、継続できます。
セルフチェックのタイミングは、閉経前の人は生理が終わった4~5日後に月1回、閉経後の人は日を決めて月1回行ってください。「しこり」や「ひきつれ」などの変化に気付いたら、次の検診を待つことなく医療機関(乳腺外科・乳腺外来など)を受診してください。
大丈夫だろうと安易に自己判断することなく、専門医の診察を受けてください。

〈チェック01〉見て
皮膚に「ひきつれ」や「くぼみ」はありませんか?
鏡の前に立ち、頭の後ろで手を組み、色や形をよく見てください。
〈チェック02〉さわって
「しこり」はありませんか?
4本の指で「の」の字を書くように指先で軽くなでるように触って、しこりの有無を調べてください。
〈チェック03〉つまんで
「分泌物」は出ませんか?
指で乳頭の根本を軽くつまんで、分泌物が出ないか調べてください。
〈チェック04〉横になって
「しこり」はありませんか?
仰向けに寝て、背中の下に低めの枕かタオルを入れて、乳房を触って、しこりを調べてください。

◇1人でも乳がんで亡くなる人が減ってほしい
朝倉清美(あさくらきよみ)さん
▽自分にできること
2~3か月に1回はセルフチェックをしています。それに加えて、お風呂に入ったときに鏡で胸を見るようにしています。
小・中学校の養護教諭をしていたので、健康診断というものを非常に大切に考えていて、私自身、乳がん検診は2年に1回受診しています。でも、2年という時間は長いので、その間に自分でできることとして、セルフチェックをするようにしています。
▽異変がないと難しい
セルフチェックは時間のかかることでもないですし、簡単なことですが、簡単すぎてやっていない人も多いと思います。何も異変がないとチェックする必要がないと感じてしまうんです。自分から意識的にしていかないと、なかなか難しいものだと思います。
▽妹が亡くなった
今年の6月に、6歳下の妹が乳がんで亡くなりました。がんが見つかったときには末期の状態でした。妹は乳がん検診を受けておらず、セルフチェックもしていなかったようです。がん家系ではなかったのもその要因かもしれません。
セルフチェックをしていたら、もっと早く気付けたんじゃないか、どうにかなったんじゃないかと思ってしまいます。
だから、検診も大切ですし、セルフチェックも大切だと思います。
「世の中から、1人でも乳がんで亡くなる人が減ってほしい」そう願っています。

《乳がん検診1,000円で受診できます》2月29日(木)まで
今年度は、西暦偶数年生まれの人が対象

40歳以上の女性は2年に1回、1,000円で乳がん検診を受診できます。予約時に「久御山町の乳がん検診」と伝えてください。
対象:町内在住で、受診時に40歳以上で西暦偶数年生まれの女性
※奇数年生まれの人でも令和4年度に未受診の人は、町に事前申込をすれば受診できます。
期間:令和6年2月29日(木)まで
検査内容:マンモグラフィ検査、視診・触診検査
町内検診機関:京都岡本記念病院
※宇治市・城陽市の協力医療機関(7医療機関)でも受診できます。
その他:心臓ペースメーカー・V-Pシャント・CVポートを装着している人、乳房形成(豊胸術など)をしたことがある人、妊娠中の人は受診できません。

〇予約は京都岡本記念病院健診センターへ
【電話(直通)】0774-48-5611
問合せ時間:午後1時~5時(月~土曜日)

乳がん検診日時

◇40歳の人は、クーポンで無料で受診できます
40歳の節目の人には、無料で受診できるクーポンを配付しています。
毎年、5月ごろに自宅あてに送付していますので、この機会にクーポンを利用して、受診してください。

問合せ:国保健康課

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