消費生活110番

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■個人輸入した医薬品、化粧品に注意
インターネットの評判を見て購入した美白クリームを使用したところ、かぶれて色素沈着になったとの情報が国民生活センターの「医師からの事故情報受付窓口」に寄せられました。

▽医師からの情報提供
患者は、インターネット通信販売で購入した化粧品の美白クリームを使用した。当該品の表示などを調べたところ、国内では医師の処方が必要な医薬品成分が含まれていた。また、含まれているとされる医薬品成分は作用が強く、基本的に軟膏として顔への使用は禁忌とされているものだが、販売しているサイトには、顔にも使っている事例を宣伝していた。

▽海外の医薬品、化粧品のリスク
インターネット通信販売で医薬品や化粧品などを購入し、海外から商品が直送されるときは、個人輸入に該当します。
個人輸入した医薬品、化粧品などの品質・有効性・安全性は、国内の法的規制を受けず、国内の基準から外れるものもあります。
使用方法や注意表示などの内容を正しく十分に理解できないまま購入したり、使用したりしてしまうことも考えられます。そのため、期待した効果が得られないばかりか、思わぬ健康被害を受けてしまう危険性があります。

▽消費者へのアドバイス
医薬品や化粧品などを個人輸入するときは、販売サイトの記載内容をよく確認した上で購入の判断をし、商品の表示などを十分に理解してから使用しましょう。

消費生活のトラブルは、
・消費者ホットライン
「【電話】188(いやや)」
・京都府消費生活安全センター
【電話】075-671-0004
・京都府山城広域振興局商工労働観光係
【電話】0774-21-2103
へ。
毎週木曜日午後1時～4時には、消費生活相談員が役場で無料相談を受け付けています。

問合せ：産業・環境政策課