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KYOTANGO SPORTS(1)

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京都府京丹後市

■SUP2023ジャパンオープン開催
SUP2023ジャパンオープン兼JCF海外派遣選手選考会が4月15・16日の2日間、久美浜湾カヌー競技場で開催されました。競技日程は、15日にオープン競技の200メートルスプリントレース、16日はディスタンスレース(3000メートル・6000メートル)、テクニカルレース(1000メートル程度の特設コース)が行われ、全国各地から90人がエントリー。選手たちは、自身の持てる力を存分に発揮しました。
今大会で圧倒的な強さを見せたのが、田口頼(たぐちらい)選手(男子・沖縄)と馬場(ばば)なつみ選手(女子・神奈川)。両選手は、出場した3つのレースで全て1位を獲得。2位の選手を寄せ付けない強さで会場を沸かせました。レース後、田口選手は「初日は天候が悪かったですが、2日目は晴れて漕ぎやすいコンディションでした。今大会には優勝するつもりで参加しました。SUP競技が広まってきて、自分の背中を追って参加している若い世代と一緒に競技ができて嬉しいです。今シーズンはワールドツアー、世界選手権大会で優勝目指します。」と振り返り、馬場選手は「湾内での競技だったので、フラットなコンディションのなか、自分の実力をどこまで発揮できるか試したいと思っていました。普段よりも短い時間での競技で体力的に苦しい場面もありましたが、記録は良かったです。今シーズンは世界戦への挑戦、そして、全日本総合優勝を目指します。」と振り返ってくれました。

■全日本カヌーマラソン選手権大会
兼2023海外派遣選手選考会
兼第13回全日本学生カヌー長距離選手権大会
兼2023全日本パラカヌー長距離選手権大会
令和5年度全日本カヌーマラソン選手権大会が5月13・14日の2日間、久美浜カヌー競技場で開催されました。この大会は、全日本学生カヌー長距離大会なども兼ねており、学生から最年長64歳までの256人がエントリー。ジュニア・全日本学生・U23・シニアのカテゴリー(年齢別)で各種目9000メートル、1万5000メートルでタイムを競いました。
シングル種目が行われた13日、K-1・1万5000メートルに出場したジョコシュ・ラヨシュ選手(さめうらカヌーアカデミー)が、圧巻の速さでみごと1位でゴール。大会3連覇を成し遂げ、会場の観客を沸かせました。
ペア種目が行われた14日は、時折、雨が降る悪天候。K-2・1万5000メートルに出場した久美浜町出身で立命館大学の白岩寛大(しらいわかんた)選手は競技前日に「1回生同士のペアで出場します。お互い持久力があるので、持ち味を出して9位以内を目指します」と意気込みを話してくれました。
白岩・中田ペアは、レース序盤から先頭に食らいつき、持ち味の持久力を発揮。みごと3位でゴールしました。

■マルハンカップ学童野球大会 19th MARYHAN CUP
▽丹後の甲子園
第19回マルハンカップ学童野球大会が4月1日、京丹後夢球場で開幕、5月5日に決勝戦が行われました。この大会は、峰山少年野球振興会が主催、株式会社マルハンが共催する大会。京丹後市、宮津市、与謝野町から16チームが参加、満開の桜に包まれた球場とサブグラウンドで熱戦を繰り広げました。
開会式で選手宣誓を務めた峰山レッドウエスタン主将の藤原敦仁(ふじわらあつと)選手(いさなご小6年)は「緊張しました。甲子園の選手宣誓も参考にし、正々堂々戦うことを伝えたかった」と思いを話してくれました。藤原選手は、大会第1試合の山田ボンバーズ(与謝野)との一戦に1番ピッチャーで出場。初戦を完投勝利で終え、「いつも通りに投げることができました。みんながしっかり守ってくれたので投げやすかったです。三振、アウトを取るたびに気持ちがほぐれて良かったです」と初戦を振り返ってくれました。

▽試合結果

▽子どもたちには夢を描き大きく育ってほしい
藤原清之さん Kiyoyuki Fujiwara
選手たちに熱い視線を送り、カメラを構える姿。株式会社マルハンで専務などを歴任し3年前に退職。弥栄町野間出身の藤原さんに大会への思いを伺いました―
「この大会の前身は、峰山町長杯。6町が合併する際、大会を続けたいと峰山少年野球振興会から私に相談がありました。現マルハンの韓はん会長に話をしたところ、力になってあげなさい、と言われ、マルハンカップとして大会が存続、今回で19回目を迎えることができました。また、この球場は、韓(はん)会長の峰山町への恩返しと、亡くなられたご子息の夢が形になったもの。素晴らしい球場で野球ができる子どもたちが羨ましい。この経験を活かし大きく育ってほしい。野球ができる環境が維持できるのは監督、コーチ、関係者の皆さまのおかげと感謝しています。今後も野球を通じた学びの機会として、末永く大会が続くことを願っています」
京丹後夢球場…峰山町で創業した(株)マルハンの韓昌祐さんの峰山へ恩返しがしたいとの思い、事故で亡くされたご子息の「町営グラウンドをつくりたい」という夢が形になったもの。球場の敷地内には「息子のゆめ」「ぼくのゆめ」が刻まれた石碑がある。当時の名称は峰山球場だったが、市制10周年を機に公募で選ばれた「京丹後夢球場」に改称

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