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KYOTANGO SPORTS(2)

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京都府京丹後市

■SEISHUN―努力輝く高3の夏
昨年のインターハイに2年生ながら出場1年間技に磨きをかけ、高校最後の夏に挑む2人の選手に意気込みを伺いました―

▽丹後緑風高校新体操 谷口央弥 Hiroya Taniguchi(網野中卒)
「昨年、個人でインターハイに出場するのは初めてで、挑戦者という思いでいました。出場している3年生に食らいつき自分にしかできない演技をしたいと思っていました。結果は5位と良い評価をしてもらい嬉しかったです。今シーズンは2回の大会に出場し4種目演技をしましたが、2種目ずつ崩れてしまい得点が伸びませんでした。なので、ミスをしても立て直せるよう残りの期間で調整をしっかり行いたいです。インターハイの目標は優勝ですが意識し過ぎず、人が見て心躍るような演技をしたいです。そのためにはミスをしない。そこを目指したいです」
新体操をはじめたのは小学5年生の冬。母親が丹後ジュニア新体操クラブの先生と知り合いだったことがきっかけ。得意な種目はリングとクラブ。今年のインターハイではスティックとクラブの2種の演技を行う

▽京都共栄学園柔道部 古川亜聖 Akiyo Furukawa(峰山中卒)
「昨年のインターハイは、まわりの選手が3年生ばかりでした。私は2回戦で負けてしまいましたが、良い経験になりました。今年に入って2大会出場しましたが、体の状態は良いものの結果が出せませんでした。6月3日のインターハイ京都府予選では、アップから良い動きができ、昨年の予選より落ち着いた気持ちで挑めました。多少のプレッシャーはありましたが、これまでより良い動きで優勝できて良かったです。これからインターハイに向けて状態を整え、全国ベスト16を目指します」
柔道をはじめたきっかけは兄が柔道をやっていたから。古川選手は5人兄妹で兄3人は京都共栄学園の柔道部を卒業、現在は、妹の弥聖(みきよ)選手(2年)と同柔道部で日々練習に励んでいる。
得意技は、小学生の時に習得した払い腰と高校に入り身につけた逆一本背負い

■丹後緑風として勝利をつかみたい
昨年の秋季大会から宮津天橋高校と連合チームで出場していた丹後緑風高校野球部。7月8日開幕の全国高校野球選手権記念京都大会には単独で出場する。その胸の内を井藤己純(いとうきずな)主将に伺いました―
「春に新入生5人が入部。単独で大会に出場できる部員数になりほっとしました。人数が少ないので1年生も主力で戦う必要があり、1年生のレベルアップを意識しながら練習を行うのは大変でした。未完成な部分も多いので、3年生が声を出してチームをひっぱり、全員で戦う流れづくりを意識しています。夏の大会では、単独チームで出場できること、両親やサポートしてくれた地域の方々への感謝とともに、全力プレーで挑みます」
3年生は井藤主将と捕手の緒方厚太(おがたこうた)選手、遊撃手の井上雅斗(いのうえまさと)選手の3人。緒方選手、井上選手とも「これまで支えてくれた人たちに感謝している。自分たちのプレーを見てもらいたい」と話してくれました

■インターハイ出場決定 丹後緑風高校カヌー部
全国高等学校総合体育大会京都府予選のカヌー競技が5月20日、久美浜湾カヌー競技場で開催され、丹後緑風高校カヌー部が各種目で、7月22日に北海道で開幕するインターハイ2023(カヌー競技は山形県)への出場を決めました。
女子2人乗りでインターハイ出場を決めた主将の野村結稀(のむらゆうき)選手は「今年はペアでインターハイ出場、そして入賞するという大きな目標があるので、まず出場するための切符を掴めて嬉しかったです。男子もペア、フォアといったチームボートの出場が決まったので、これから本番までに、より団結したチームとなり大会を迎えたいです。私は昨年のインターハイで決勝進出を逃したので、今年こそは絶対決勝進出します」と話してくれました。

▽インターハイ出場選手
一覧については本紙をご参照ください

■ジュニアカヌースプリント春季大会
令和5年度ジュニアカヌースプリント春季大会を5月20日、久美浜湾カヌー競技場で開催。競技種目は、小中学生のカヤックとカナディアン。それぞれシングル、ペアで行われ、選手たちは順位を競いました。
今大会は、府内から32人が参加。当日は、気温が低く、波が立つ厳しい状況のなか、選手たちは懸命にパドルで水をかいていました。

■パラカヌーサポーター講習会
第1回パラカヌーサポーター講習会in京丹後を5月21日、久美浜福祉センターで開催。これは市、教育委員会、日本障害者カヌー協会が連携し、市内の障害者スポーツの普及、障害の有無に関わらずカヌーを楽しめる環境づくりを目指して実施したもので、カヌー競技関係者ら20人が参加しました。
講義の後に、久美浜湾でワークショップが行われ、サポート方法などを学びました。参加者からは「気付きの多い講習会だった。カヌーのサポート以外にも会場内の動線、施設の事前の情報提供などの重要性を感じた」という感想が聞かれました。

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